出版社内容情報
『ザ・ゴール』が描いた「全体最適」のその先の戦略を示す。コカ・コーラ(日本)で4年間で1000億円の戦略効果を上げた協業モデルの具体的な方法論を示す。
内容説明
大きな財布で全体最適を実現する「割り勘モデル」を公開。
目次
1 「ビッグ・ウォレット戦略」とは何か(「ビッグ・ウォレット戦略」=「ウィン‐ウィン」モデル;コカ・コーラのビジネスモデルの強みと弱み;コカ・コーラが実現した「ビッグ・ウォレット戦略」)
2 「ビッグ・ウォレット戦略」を成功させる五つの要件(「協業利益」の見極め―成功要件1;経済合理性に基づく意思決定基準―成功要件2;「割り勘会計」のルール―成功要件3;独立した機能統合組織―成功要件4;全体と個のウィン‐ウィン関係―成功要件5)
3 「ビッグ・ウォレット戦略」の限界と可能性(「ビッグ・ウォレット戦略」の限界;「ビッグ・ウォレット戦略」の可能性)
著者等紹介
古谷文太[フルヤブンタ]
財務コンサルタント、米国公認会計士、株式会社百家堂代表取締役社長。1965年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、ハザマ(総合建設業)に入社。海外における合弁プロジェクトや現地法人経営を経験後、コカ・コーラに転じ、2005年、コカ・コーラナショナルビバレッジ株式会社財務担当バイスプレジデント。グループ中核会社のCFOとして「割り勘モデル」の構築、運用を主導し、1000億円の戦略効果を実現。2008年、百家堂を設立して代表取締役社長に就任。主に成長期・変革期にある企業の財務マネジメントの支援と人材教育に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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