内容説明
シャドーワークとは、通常の業務、意思決定プロセスからは外れた、個人の自主的な意志と裁量による創造的な仕事を指している。質の高いシャドーワークこそが組織をクリエイティブに動かし続け、また社員自身も生き生きと活躍できるベースとなるのだ。“見えない仕事”がイノベーションを起こす!グーグル、日産自動車、アサヒビールなどのシャドーワーク実践例を紹介。
目次
第1章 シャドーワークがイノベーションを起こす(シャドーワークが生まれるとき;シャドーワークとは何か ほか)
第2章 シャドーワークがもたらした成功事例(リコー―ブログづくりで明らかになったシャドーワークの可能性と課題;シマノ―一社員のシャドーワークによって実現した技術系社員の海外派遣プログラム ほか)
第3章 シャドーワークを阻む壁(揺らぎを起こし、個人を活性化させる;シャドーワークを阻むもの ほか)
第4章 シャドーワークを促進するマネジメント(シャドーワークを誘発するマネジメント;シャドーワーク促進のポイント ほか)
第5章 シャドーワークを埋め込む(2030年の日本とシャドーワーク;ビジネスのグローバル化と日本企業 ほか)
著者等紹介
一條和生[イチジョウカズオ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、同社会学研究科教授、IMD(国際経営開発研究所、ローザンヌ、スイス)客員教授。1958年、東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科、ミシガン大学経営大学院卒、経営学博士(ミシガン大学)。専攻は組織論(知識創造論)、リーダーシップ、企業変革論
徳岡晃一郎[トクオカコウイチロウ]
フライシュマン・ヒラード・ジャパンパートナー、シニアバイスプレジデント、多摩大学客員教授。1957年、東京生まれ。東京大学教養学部卒、オックスフォード大学経営学修士。日産自動車人事部、欧州日産を経て、99年より現職。人事および社内コミュニケーションに関するコンサルティングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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