シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略

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シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492521632
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

シャドーワークとは、通常の業務、意思決定プロセスからは外れた、個人の自主的な意志と裁量による創造的な仕事を指している。質の高いシャドーワークこそが組織をクリエイティブに動かし続け、また社員自身も生き生きと活躍できるベースとなるのだ。“見えない仕事”がイノベーションを起こす!グーグル、日産自動車、アサヒビールなどのシャドーワーク実践例を紹介。

目次

第1章 シャドーワークがイノベーションを起こす(シャドーワークが生まれるとき;シャドーワークとは何か ほか)
第2章 シャドーワークがもたらした成功事例(リコー―ブログづくりで明らかになったシャドーワークの可能性と課題;シマノ―一社員のシャドーワークによって実現した技術系社員の海外派遣プログラム ほか)
第3章 シャドーワークを阻む壁(揺らぎを起こし、個人を活性化させる;シャドーワークを阻むもの ほか)
第4章 シャドーワークを促進するマネジメント(シャドーワークを誘発するマネジメント;シャドーワーク促進のポイント ほか)
第5章 シャドーワークを埋め込む(2030年の日本とシャドーワーク;ビジネスのグローバル化と日本企業 ほか)

著者等紹介

一條和生[イチジョウカズオ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、同社会学研究科教授、IMD(国際経営開発研究所、ローザンヌ、スイス)客員教授。1958年、東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科、ミシガン大学経営大学院卒、経営学博士(ミシガン大学)。専攻は組織論(知識創造論)、リーダーシップ、企業変革論

徳岡晃一郎[トクオカコウイチロウ]
フライシュマン・ヒラード・ジャパンパートナー、シニアバイスプレジデント、多摩大学客員教授。1957年、東京生まれ。東京大学教養学部卒、オックスフォード大学経営学修士。日産自動車人事部、欧州日産を経て、99年より現職。人事および社内コミュニケーションに関するコンサルティングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よーいち

1
さまざまな活動が、肯定感により強化される感じ。ヽ(・∀・)ノいろいろな懸念や不安もあるが、一度やってみようじゃないか。やってみなければわからない。組織の壁、上司の壁、たくさんの壁があるが、中にはかつてシャドーワークしてた人もいるはずで、役割、年などその人なり環境なりの理由がある。それを受け止めて、新たなものを創り出すという信念、楽しさ、使命感…思いをもって乗り越える。それは誰にでも機会はあり、努力するかどうかヽ(・∀・)ノ2012/03/13

Bob

0
組織論と実例がバランス良く、さっと読めてしまった。 要所を押さえながら、新しい事例かま盛り込まれているので理論だけでなく、実用性もある。 ただ問題は、これだけ読んだらなんでも出来そうな気になることか…?2017/02/20

Yukiko Kato

0
Googleの20%ルールの例など。 効率化をはかるばかりに、創造性が失われてしまう、最適化の罠のお話。一見無駄にみえることも、クリエイティビティを高めるためには大事なのだ。納得、よい本でした。2012/08/15

だんぶる

0
納得感ありまくり。企業の知識の源泉は、シャドーワークを通じた業務横断的なチームの連携にあると感じた。横の情報連携が活発になるように、カベを取り払っていきたい。2012/03/06

サラリーマン凛太郎

0
ルーティーン業務から脱却し、これをやるんだ、やり遂げるんだ、という気持ちで、企業家精神で仕事をしていきたいと考えた。2009/11/30

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