資源ベースの経営戦略論

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資源ベースの経営戦略論

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  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492521519
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

ハーバード・ビジネススクールの講義から生まれた「資源ベース理論」の戦略テキスト。本書は資源ベース理論と組織経済学を理論的なバックボーンとし、企業の優位性を評価するための「企業戦略トライアングル」と、業界分析と競争分析を資源ベースに関連づける「価値創造ゾーン」という新しいフレームワークを用いて企業戦略の本質を論じたテキストである。戦略論を学ぶ学生や研究者はもちろん、広くビジネスパーソンが参照すべき基本文献としても、本書は優れたものになっている。

目次

第1章 企業戦略へのイントロダクション
第2章 資源とレント
第3章 単一業界における規模と範囲の経済
第4章 事業の多角化
第5章 企業の範囲についての組織的限界
第6章 多角化企業のマネジメント
第7章 企業優位の創出
第8章 コーポレートガバナンス

著者等紹介

コリス,デビッド・J.[コリス,デビッドJ.][Collis,David J.]
ハーバード・ビジネススクール1958年MBA卒業生寄付講座特任講師、経営コンサルタント。ケンブリッジ大学にてMS取得(1976年)、ハーバード・ビジネススクールにてMBA取得(1978年)、ハーバード大学にてPh.D.取得(1986年)。ボストン・コンサルティング・グループ、エール大学などを経て現職。経営戦略、グローバル競争を専門とする

モンゴメリー,シンシア・A.[モンゴメリー,シンシアA.][Montgomery,Cynthia A.]
ハーバード・ビジネススクール ジョン・マックリーン寄付講座教授。パーデュー大学でMS(1976年)、およびPh.D.取得(1979年)。ミシガン大学、ノースウェスタン大学ケロッグスクールを経て現職。企業戦略、多角化戦略、コーポレートガバナンスを専門とする

根来龍之[ネゴロタツユキ]
早稲田大学商学部教授(IT戦略研究所所長、商学研究科MBAコース〈経営戦略とIT〉モジュール責任者)。1952年三重県生まれ。京都大学卒業(社会学専攻)、慶応義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、文教大学などを経て現職。慶応義塾大学ビジネススクール講師。1990~91年、英ハル大学客員研究員。組織学会理事、Systems Research誌Editorial Board

蛭田啓[ヒルタサトル]
早稲田大学商学部助教授。1964年神奈川県生まれ。ニューヨーク大学卒業(経済学・ファイナンス専攻)、ミシガン大学経営大学院博士課程企業戦略専攻。ミシガン大学ビジネススクール研究員、国際大学MBAプログラム専任講師を経て現職。日本貿易振興機構などの委員を歴任。専門分野は、企業戦略(多角化、事業ポートフォリオ、M&A、組織構造改革など)

久保亮一[クボリョウイチ]
京都産業大学経営学部専任講師。1972年大阪府生まれ。早稲田大学商学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手を経て現職。現在の関心分野は、戦略論、アントレプレナーシップなど
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

92
私は資源ベースの経営戦略論というのを初めて知ったので、さっそく読んでみました。このような考え方の経営学もあるのだということがわかりました。ただもう少し理論的な基礎の部分を知りたい気もしています。この内容自体は結構高度だとは思うのですがそれをあまり感じさせない説明になっています。またケースももう少し入れてくれたらと感じました。2016/06/18

著者の生き様を学ぶ庵さん

21
非常に分かり易い。経営学者の本としてはあり得ないくらい分かり易い。また、翻訳本としてもあり得ないくらい分かり易い。今日はいつもの10倍くらい集中して立ち読みしました。本屋さんの関係者の方、すみません。いつか再読する時に買います(たぶん)。2016/05/18

手押し戦車

15
事業の成長段階は生まれて育て成果を出し稼ぎ頭にして行く。本来の稼ぎ頭の本業も永遠の成長は見込めなくなり陳腐化して終焉を迎える。事業を多角化すると有望視された稼ぎ頭が陳腐化しても他の稼ぎ頭を複数保有することでリスクを分散出来る。稼ぎ頭の延長での多角化は本業が揺らぐと全てに影響が出る。他業種の多角化を構築し組織も会社の構造も変えずに株式だけを保有することで強みが残される。資本配分を見ると投下資本に対しての価値の向上や長期の競争力が向上してるのかがわかる。多角化は本来の事業が陳腐化するのが前提になっている2015/03/12

すいか

2
大企業の多角化戦略への展開方法や、組織作りについて書かれている。大企業に勤務する経営幹部層向き。ただし、2004年度のものなので、情報が古かった。2008/04/01

Hiroshi Higashino

0
斜め読み.タイトル通りの内容といった感じ.章によっては要約や結論の部分があるので、そこだけ読むだけでもおおよその内容は把握できるかもしれません.2025/04/03

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