出版社内容情報
日本企業の強みを生かす企業改革について、戦略と組織の両面から方向性を提案した経営書。カーブアウト、川中の視点、ポストモダン組織など貴重な論点を提示。
内容説明
グローバル経営と日本的経営の融合―この困難な課題に正面から挑んだ本格経営書。自らもグローバル企業の経営会議メンバーである著者が戦略と組織の両面から21世紀をリードする企業モデルを提案する。
目次
第1部 進化への準備(進化への第一歩―正しい進化へのニーズの認識とコンセンサスの形成を)
第2部 進化への戦略(基幹事業の進化に対する戦略的手段―戦略的“カーブアウト”による競争力の飛躍的強化を;進化への視座―“川中の視点”でのイノベーションを)
第3部 ポストモダン組織(優れたガバナンスの形成―持ち株会社の活用で優れたガバナンスの形成を;組織運営の進化―付加価値創造型ポストモダン組織への取り組みを;社会の進化へのリーダーシップ―企業の社会的使命への自覚と企業がリードする社会の進化を)
エピローグ 進化がもたらす新たな可能性―まだ勝負は決まっていない
著者等紹介
堀新太郎[ホリシンタロウ]
1948年東京生まれ。早稲田大学理工学部工業経営学科卒。マサチューセッツ工科大学スローン・スクール・オブ・マネジメントで経営科学修士を取得。マッキンゼー&カンパニーのパートナーとして大阪事務所を開設。その後、ビジネス・ディベロップメント・アソシエイツ代表取締役、UCC上島珈琲(株)取締役副社長を経て、現在、ベイン&カンパニーディレクター、北アジア代表。日、米、欧、アジアの大手企業に対して、企業戦略、事業戦略、組織改革等の全社経営課題および事業再建、M&A、企業合併、グローバル提携などのテーマを中心としてコンサルティングに従事している
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