ソニー半導体の奇跡―お荷物集団の逆転劇

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ソニー半導体の奇跡―お荷物集団の逆転劇

  • 斎藤 端【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492503270
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C3034

出版社内容情報

 スマートフォンカメラなどに搭載される「電子の目」、イメージセンサー。ソニーのイメージセンサー事業は現在シェアナンバーワンで、ソニーの収益面をがっちりと支えている。
 しかしこの事業、実はソニー社内では「問題事業本部」「負け組」「お荷物集団」と言われ、事業所の中心も神奈川県厚木市の「辺境」にある。そして、会社のトップはひそかに事業売却を検討していた――。
 一体どのようにしてソニー半導体は幾多のピンチを乗り切り、ついには会社の基幹事業といわれるまでになったのか? 素人本部長とプロの技術者集団による痛快逆転ストーリー!

内容説明

スマートフォンカメラなどに搭載される「電子の目」、イメージセンサー。ソニーのイメージセンサー事業は現在シェアナンバーワンで、ソニーの収益面をがっちりと支えている。しかしこの事業、実はソニー社内では「問題事業本部」「お荷物集団」と言われ、事業所の中心は神奈川県厚木市の「辺境」にある。そして、会社のトップは密かに事業売却を検討していた―。

目次

ハワード・ストリンガーCEO就任
問題だらけの事業本部
「もう半導体はいらない」
CCD開発物語
誰も信じなかった技術
マーケットを拡大せよ
前代未聞のお引っ越し
自由闊達にして愉快なる事業本部
ソニーは「ダメソニー」になったのか?
おかえり、長崎
天災は忘れたころにやってくる
さよなら半導体事業本部

著者等紹介

斎藤端[サイトウタダシ]
1953年高知県生まれ。東京工業大学経営工学科卒業後、1976年ソニー入社。総合企画室、経営戦略部門などを経て、2001年エレクトロニクスHQエレクトロニクスCFO。2004年業務執行役員コーポレート戦略担当。半導体事業グループ副本部長を経て、2008年業務執行役員EVP半導体事業本部長。2012年執行役EVP・CSOに就任。2015年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

78
私は、元々ソニーのファンだが、ゲーム機の販売を機にアンチになった。教育の大切さを説いた井深さんの思いは何処に行ったのかと。そんなソニーの稼ぎ頭である半導体事業復活の物語である。CCDで圧倒的シェアがあるのにCMOSイメージセンサーの開発に着手する決断は、確かに経営の勝利ではあるが、現場で製品を開発した技術者に、もっと光が当たってもよかった気がする。また、本書は、社内の人事や政治力学の情報が卓越して、少し鼻白む。サラリーマンの悲喜交々はわかるが、そういう文脈でプロジェクトが語られることには違和感がある。2021/06/20

ニッポニア

59
ソニーの栄光、確かに一時代を気づいたメーカーであり、そこにドラマはあった。けれどもう、ということはない、まだまだ伸びてほしい。以下メモ。ソニーはテレビ事業で1500億の赤字を出して撤退、少ない兵力を多方面に分散させたことが敗因。秘密プレジェクトとして、上司に言わずこっそり始め、キヤノン・ニコンと並んだデジタルミラーレス一眼。ソニーマンの個性、それぞれの個性を発揮し、尖った作戦が生まれる。ソニーの本当の実力は事業本部のエンジニアの中にある。2024/01/08

Kiyoshi Utsugi

32
斎藤端(ただし)の「ソニー半導体の奇跡 お荷物集団の逆転劇」を読了しました。 図書館で予約したのですが、かなりの順番待ちで昨日の夜にようやく自分のところに回送されてききました。貸出期間の延長が出来ないので、早速読んでみたところ、面白くてすぐに読み終わりました。 日本の半導体で今も残っているのって、イメージセンサーのソニーと車関係のルネサスとデンソーぐらいだと思うのですが、昔は半導体といえば日本のお家芸だったことを思うと、ちょっと寂しいですね。😭2022/09/22

たらお

23
SONY製品といえば、ひと昔前まではWEGA、Vaio、AIBOなど、尖っていて、他企業より技術が高い印象をもったのだが、ゲーム機開発に傾倒していくうちに、あっと驚くような製品が登場しなくなり、開発資金も削られ、株価も2000円代まで下がり・・・と、一時期SONYは終わったと思った時期があった。しかし、ある時から株価は上昇。現在は14000の値を指している。この根拠が、CMOSという半導体イメージセンサー。携帯の普及に合わせて、動画を撮ることが当たり前となっているのは、この技術に支えられているから。2021/12/25

チャー

17
今や生活に欠かせない様々なデバイスの眼となっているCMOSセンサーについて、開発から量産に携わった著者が自身の経験を綴った本。企業らしさというのはよく聞くが、尖った製品を社会に送り続ける社内の様々な考え方や折衝が綴られており大変興味深い。巨額の費用と相当な研究の蓄積が必要となる半導体事業は、ときに大きなリスクを取る決断を求められると感じるとともに、技術者たちが力を結集し開発を達成した姿は興味深く読んだ。不要な変更はご法度という不良発生のエピソードや、前任者の不始末もすべて現担当者の責任という言葉は印象的。2022/06/10

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