出版社内容情報
スマートフォンカメラなどに搭載される「電子の目」、イメージセンサー。ソニーのイメージセンサー事業は現在シェアナンバーワンで、ソニーの収益面をがっちりと支えている。
しかしこの事業、実はソニー社内では「問題事業本部」「負け組」「お荷物集団」と言われ、事業所の中心も神奈川県厚木市の「辺境」にある。そして、会社のトップはひそかに事業売却を検討していた――。
一体どのようにしてソニー半導体は幾多のピンチを乗り切り、ついには会社の基幹事業といわれるまでになったのか? 素人本部長とプロの技術者集団による痛快逆転ストーリー!
内容説明
スマートフォンカメラなどに搭載される「電子の目」、イメージセンサー。ソニーのイメージセンサー事業は現在シェアナンバーワンで、ソニーの収益面をがっちりと支えている。しかしこの事業、実はソニー社内では「問題事業本部」「お荷物集団」と言われ、事業所の中心は神奈川県厚木市の「辺境」にある。そして、会社のトップは密かに事業売却を検討していた―。
目次
ハワード・ストリンガーCEO就任
問題だらけの事業本部
「もう半導体はいらない」
CCD開発物語
誰も信じなかった技術
マーケットを拡大せよ
前代未聞のお引っ越し
自由闊達にして愉快なる事業本部
ソニーは「ダメソニー」になったのか?
おかえり、長崎
天災は忘れたころにやってくる
さよなら半導体事業本部
著者等紹介
斎藤端[サイトウタダシ]
1953年高知県生まれ。東京工業大学経営工学科卒業後、1976年ソニー入社。総合企画室、経営戦略部門などを経て、2001年エレクトロニクスHQエレクトロニクスCFO。2004年業務執行役員コーポレート戦略担当。半導体事業グループ副本部長を経て、2008年業務執行役員EVP半導体事業本部長。2012年執行役EVP・CSOに就任。2015年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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