ITナビゲーター〈2016年版〉

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ITナビゲーター〈2016年版〉

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492502815
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

東京オリンピック後のICT産業はどう進化するのか? リアルとネットが融合する世界における市場の変遷を予測する!

東京オリンピックの先にある未来を読み解く

ネット・リアル融合時代のIT市場を徹底予測!

本書では、日本のIT市場を中心に、約20の市場セグメントに分けて、2016年以降を見越した構造変化を予測している。
市場成長の重心が、通信等のいわゆる基本的なサービスから、コンテンツやアプリケーション、スマートデバイス(スマートフォン、タブレット端末など)に代表される新世代ハードウェアに急速にシフトし、クラウド等と合わせた新たな機器・サービスの提供へと進展している。
スマートフォンの急速な普及にともなうコンテンツ配信やソーシャルメディアといった新たなサービス市場は、急成長を遂げており、市場の構造変化を牽引している。
パソコンや従来型のインターネットアクセスは、依然として重要な市場分野であるが、利用者や新たなニーズを先導しているのは、スマートフォン、タブレット端末(電子書籍端末を含む)であり、さらにはこれらをIoT(Internet of Things)や社会インフラが追いかける構図となっている。
ITの重心が、利用・使い方へと大きくシフトしていく中で、ヒトと社会とICT(情報通信技術)がより深く親和していく動きを見通すことで、新たな商機を模索することが求められる。

本書では、移動体通信市場と固定通信市場を、一つの「ネットワーク市場」としている。その上で、「ネットワーク市場」と連携することで新たな方向性を見いだしつつある「デバイス(機器・端末)市場」、EC(電子商取引)、ペイメント(電子決済・支払い)、広告など「プラットフォーム市場」そして今後成長が期待される「コンテンツ市場」を順に取り上げ、IT市場の現在の評価、今後の動向を明らかにしている。

IT市場は、成長と衰退が目まぐるしく入れ替わり、成長機会も大きいが、同時に環境変化など、事業リスクも大きな特性を有する。加えて、海外市場やヒト以外のIoT、社会インフラ連携など、新たなフロンティアをかたち作るための具体的な行動も求められている。市場の見通しを見誤れば、重大な危機に遭遇するリスクも明らかになりつつある。
このような市場の見極めや事業戦略の立案に際しての「ナビゲーター」となる一冊といえる。

【主要目次】
第1章 2021年に向けてICT・メディア市場で何が起こるのか
第2章 デバイス市場
第3章 ネットワーク市場
第4章 プラットフォーム市場
第5章 コンテンツ配信市場
第6章 ソリューション市場

第1章 2021年に向けてICT・メディア市場で何が起こるのか
 人口知能/B2Bロボット/FinTech/スポーツ体験/AgTech/シェアリングエコノミー/パーソナルデータ活用
第2章 デバイス市場
 携帯電話端末/タブレット・電子書籍端末/次世代テレビ/産業用イメージングデバイス/車載情報端末/ウェアラブル端末/3Dプリンター
第3章 ネットワーク市場
 固定ブロードバンド回線/モバイルキャリア・ワイヤレスブロードバンド、公衆無線LAN
第4章 プラットフォーム市場
 B2C EC/スマートペイメント/インターネット広告/ポイント
第5章 コンテンツ配信市場
 ゲーム/電子書籍・雑誌・新聞/動画配信/放送・メディア
第6章 ソリューション市場
 クラウドサービス、データセンター、法人ネットワーク/M2M・IoT/情報セキュリティ

【著者紹介】
野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部(ノムラソウゴウケンキュウジョ アイ シー ティー メディアサンギョウコンサルティングブ)

内容説明

東京オリンピックの先にある未来を読み解く。ネット・リアル融合時代のIT市場を徹底予測!

目次

第1章 2021年に向けてICT・メディア市場で何が起こるのか
第2章 デバイス市場
第3章 ネットワーク市場
第4章 プラットフォーム市場
第5章 コンテンツ配信市場
第6章 ソリューション市場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekozuki

8
IT分野を広くカバーしており、毎年出版されていることから情報が最新。ロードマップと合わせて今の旬を知るのに重宝する。個人的な関心は、農業/金融/MVNO/電子書籍。唯一本書に対して不満なのは市場予想の根拠がはっきりと明示されていないことくらい。2016/07/08

たいそ

2
IT市場の動向分析と予測。身近なところでは、NTT光コラボレーション、VOD市場のネットフリックス、TVerなどが2015年から大きく変化を感じた。IoTは話題になっているが、まだ「これからの段階」のようだ。2017年版には「携帯料金引き下げ」の影響とかが出てくるかな?「消費者はオリジナルコンテンツが見たいのではなく、面白いと感じるコンテンツを見たい。」2016/02/12

ショウヤ

1
IT市場を概観し、現在・未来を読み解くのに有用な1冊です。「ITロードマップ」とあわせて、毎年必読になりそう。2016/05/08

海千山千

1
AIはどのような分野で使われるのか、個人情報保護法の改正に伴う匿名加工情報の利用スキーム、光コラボ事業展開による通信事業の異業種参入による事業展開の可能性、アドテクノロジーの進化、ポイントマーケティングの可能性についてドッグイヤー2016/04/23

のんべー

1
☆未来を読み解く本として、しっかりとしたデータをもとに分析がされており、非常に有意義な内容となっている。ただ、分野が多岐に渡っているためしっかり目的を持って読まないとただ流し読みになってしまう可能性がある。私が興味のある医療の分野については情報が少なかったため結果的には残る情報がなかった。2016/03/31

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