中国で勝つ―10の原則と50の具体策

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中国で勝つ―10の原則と50の具体策

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  • サイズ B6判/ページ数 199p
  • 商品コード 9784492502242
  • NDC分類 338.92
  • Cコード C3034

内容説明

日本企業は中国で苦戦している。激変する中国への理解が足りないこと、戦略が間違っていること、人材がいないことなどが原因として挙げられる。何よりも中国を含めた新興国において、自信、勇気、戦略的イニシアティブが欠けていることが、この状況を招いている。数多くの大企業の社長を感嘆させた講演が、ついに書籍化。一般読者には伝わらなかった著者の理論を、本邦初公開。

目次

第1章 日中の根本的な違いを理解し、パラダイムを転換する(日中市場の特質、マネジメントスタイルの違いを理解した上で行動する;日本で成功したビジネスモデルをそのまま中国に当てはめてはいけない)
第2章 変化のパターンを読み、特有のビジネス感覚を磨く(激変する現代中国の実像をつかみ、先見の明を持つ;さまざまなステークホルダーの需要をとらえ、矛盾の中でバランスをとる)
第3章 人材を活用し組織を強化する(日本本社と中国現地法人が一体となり迅速に取り組む;現地人材を惹きつけ、魅了し、やる気にさせる)
第4章 情に流されず、戦略的に行動する(迅速かつ賢明な意思決定をし、戦略的に行動する;情に流されない)
第5章 中国のビジネス文化を理解し、危機とリスクを最小化する(商談、交渉においては、周到な準備をした上で根気強く駆け引きをする;中国社会の動向を把握し、リスクに備え、公的危機を最小化する)

著者等紹介

尹銘深[インメイシン]
ワールドワイド・シティ・グループ最高経営責任者。アメリカ、中国、日本、シンガポールにて20年以上にわたり、グローバル企業の経営と改革をリードしてきた経験を持つ。大連生まれ。同済大学工学部卒業後、中国政府政策決定機関に勤務。その後日本で国際大学にて国際経営学修士を取得。ニューヨークにて、シティバンク、レミーマルタン等グローバル企業のアジア市場開拓及び参入戦略の経営コンサルティング業務を行い、クライアント各社に飛躍的な成長をもたらした。後に、富士ゼロックスにてアジアデジタル戦略及び中国事業再編と販売体制の改革を成功させた。現在、中国を中心とした優良企業の投資と育成に邁進するとともに、消費財、IT、通信、医薬、メディアなど、多数の大手企業のアドバイザーを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Yohei

0
★★★☆☆日本企業が中国で苦戦している状況について、激変する中国への理解、戦略が間違っていると指摘。日本と中国では顧客の構成が違う上、地域ごとに特性が異なるので、日本と同様のビジネスモデルでは成功しないことを説明している。海外との違いをとらえられないのは、日本企業に戦略がなく、日本市場でなぜ成功したかを理解していないともいえるため、との記述は反省すべきところ。。。2012/03/18

Minoru Takenaka

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鄧小平の改革開放路線以降、極端になった拝金主義と世界一の貧富格差。日本と比べて4倍のスピードで変化する中国。この激流に対して日本企業は旧来の日本のやり方で挑戦し失敗している。欧米の企業がそれでも成功をしていることと対比すると、日本企業の特殊性が見えてくる。意思決定をスピーディーに行うことや何事にも戦略を持って交渉に当たることの必要性など、中国市場に限らずグローバルに活動する上で、あまねく必要な常識であろう。日本人がいかに国民の同質性を背景に、情緒的に物事を運んできたかを痛感する。2012/03/18

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