内容説明
体内の“塩不足”が深刻な健康障害を起こしている。根拠のない「高血圧＝“塩”犯人説」に惑わされ、体内バランスを崩している、現代人の実態を告発。
目次
序章 塩で健康を取りもどした私の体験
第１章 病気の原因は「体内環境」の乱れにあった
第２章 「塩をとれば高血圧になる」は常識のうそだった
第３章 塩不足が日本人の健康をそこねている
第４章 塩でもっとキレイに、健康になる！
第５章 塩の上手な選び方・とり方
付記 「自然塩復活運動」と「自然海塩」の物語
『日本人には塩が足りない！』への賛同メッセージ
著者等紹介
村上譲顕［ムラカミヨシアキ］
ＮＰＯ法人日本食用塩研究会代表理事、海の精株式会社代表取締役、日本ＣＩ協会理事。２０１５年５月逝去。昭和２７（１９５２）年８月、広島県因島の生まれ。幼少より虚弱体質であったが、１９歳のときに食養（マクロビオティック）に出会い、健康を回復する。その体験から塩の大切さを知り、以来、塩に関する研究と自然塩復活運動にかかわる。昭和５４（１９７９）年、日本食用塩研究会の設立にともない事務局長に就任。平成元（１９８９）年、自然海塩流通本部株式会社（後の海の精株式会社）を設立。塩運動をさらに進めるため、自然食育推進運動を展開した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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星々
18
塩といっても精製されたものではなく、マグネシウムやカリウムなどミネラル豊富な塩を摂ることが大事。 血圧高くなるから減塩しなさい。は大きな間違い。降圧剤飲んだり減塩することによって、あらゆる体の不調があらわれる。認知症のリスクが高まり、立ちくらみ、冷え性、めまい、無力感、手足のしびれなどなど。今年の夏は良い塩を摂って乗り越えたい！2023/06/15
Kokichi
8
塩水が良いという裏付けを取るために読んでみた。理論としては我々生物はもともと海から生まれたアメーバのような微生物からの進化なため、体内の組織も海のミネラル比が近くなっている。実際に赤子の時浸っていた用水は海水のミネラル比率が近いらしい。それなのに塩は体が悪いというのは昨今の一般常識。悪いのは生成された塩化ナトリウムであり、体内のミネラル比率が偏って問題が起こるということである。この事実を知ってから、塩水飲料、塩水洗顔、塩歯磨き、塩浴を始めたが全部良好な感触である。体はポカポカ、お肌の炎症は解消。万能薬だ。2020/05/30
Hirouch
5
塩と食塩は別物！今の健康被害の全てが塩のせいだとは思わないけれど、塩を変えることで健康を取り戻せる可能性を感じられる本です。 海の精、早速塩とにがりと味噌を購入してみました。2023/03/07
Masaki Takise
4
食塩ではなく『塩』をとりなさい、という主張。食塩は精度が99％以上でミネラルはほとんど入ってない。岩塩や自然塩にふくまれるミネラル不足がいろんな病気を引き起こすという内容。あと、戦の前には塩を取り兵の士気を上げ、戦から帰ってきたら塩抜きの食事で落ち着かせるという、戦国時代の兵法が興味深かった。2012/03/11
Humbaba
3
塩は人間にとって必要不可欠なものである。現在は減塩が叫ばれているが、どのくらいの塩分量が必要かは人種や生活習慣等によって大きく変わってくる。少なくとも、現在言われているほどに減塩が必要であるのかはもう一度考えなおしてみる必用があるのではないか。2013/06/23
