アメリカの産学連携―日本は何を学ぶべきか

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492500965
  • NDC分類 377.253
  • Cコード C3034

出版社内容情報

アメリカの1990年代から現在に及ぶ復活と成長は「産学連携」の成果だ。イノベーション追求への大学と産業界の協力関係の成果と問題点を分析。

内容説明

本書はアメリカの大学の社会への貢献のうち、研究とくに産学連携について考察する。産学連携にはさまざまな形態がある。企業が大学に委託研究を行う、企業と大学とが人材交流を含めて共同研究を行う、大学の教員が企業のコンサルタントになる、大学の教員・卒業生が研究成果を実用化させるために起業する、大学の研究成果を企業にライセンスする、などである。本書では、産学連携はこれらすべてを含むものとしてきわめて広義に把握する。ただし、インターンシップは教育という面が強いので考察の範囲外とした。そして、どんなことでもプラスの面ばかりではないので、産学連携の持つマイナス面も考慮する。

目次

第1章 産学連携の理論的考察
第2章 アメリカの大学における研究の歴史
第3章 大学の研究と連邦政府の役割
第4章 産学連携の歴史
第5章 産学連携の成果
第6章 産学連携の問題点
第7章 産学連携と地域産業政策:第8章 結論と政策含意

著者等紹介

宮田由紀夫[ミヤタユキオ]
1960年東京都生まれ。1983年大阪大学経済学部卒業。1987年University of Washington、Seattle工学部材料工学科卒業。1989年Washington University、St.Louis工学部工業政策学科修士課程修了(工学M.S.)。1994年同大学経済学部博士課程修了(経済学Ph.D.)。大阪商業大学商経学部専任講師、助教授を経て、2001年大阪府立大学経済学部教授、現在に至る。専門は産業組織論
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