出版社内容情報
防衛費増額、SNSの分断、積極財政、インフレ、少子化…
孔子、孟子、荀子、孫子、管子、韓非子、墨子、老子、荘子…
2500年前の「最強コンサル軍団」を現代に召喚し、「超時空座談会」を開催!
気鋭の中国古代史研究者が描く歴史×時事の究極の思考実験
米中二強の狭間で揺れ動き、迫り来る大国の脅威と深刻な国内問題の数々に直面する現代日本。私たちはこの先、いかにして平和を維持すればよいのか。
かつて、この状況と驚くほど「ソックリな戦乱の時代」を生きた思想家たちがいた。春秋戦国時代の「諸子百家」である。彼らの思想は、決して退屈な人生訓でも、抽象的な哲学でもない。過酷な現実の中から生み出された、地に足のついた「安全保障」と「生存戦略」の体系なのだ。
善意だけでも、抑止力だけでも、法だけでも、財源だけでも平和は維持できない。正解のない不透明な時代を「自分の頭で考え抜く」ための一冊。
生きるか死ぬかの乱世を生き抜いたレジェンドたちによる冷徹でリアルな「生存戦略」。
国内外の難題に直面する現代日本。もし彼らが「当事者」だったら、一体どう切り込むか。
【孫子】 「防衛費の増額? SNSの主戦論? 戦争が始まった時点で、すでに下策なのだ」
【管子】 「増税なしで国庫を潤す『価格操作』がある。不況時は穴を掘ってでも雇用を作れ」
【韓非子】 「政治家の耳目を塞ぐコネと忖度を許すな。公約破りには即刻、罰則を」
【孟子】 「他国を独裁と批判する前に、世襲議員だらけの自国の『徳』を探すことから始めよ」
etc.
【目次】
序章 開会挨拶――春秋戦国時代と現代の類似性
第1章 米中激突の狭間で ――「トゥキュディデスの罠」と日本の命運
第2章 壊れゆく秩序をどう守るか――「礼」の再発見と人間性の本質
第3章 情報戦の極意――スパイ、英語帝国主義、外交の裏側
第4章 リーダーシップの解剖学――「法」と「術」で腐敗を断つ
第5章 世界を繋ぐのは理念化、欲望か――グローバリゼーションの虚実
第6章 平和の値段――戦略物資と「管氏流」の財源論
終章 閉会の辞
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