アメリカ民主党 失敗の本質―「中間層・労働者」は、なぜ「トランプ支持」に突き動かされたのか

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アメリカ民主党 失敗の本質―「中間層・労働者」は、なぜ「トランプ支持」に突き動かされたのか

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  • サイズ 46判/ページ数 404p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492444900
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

米民主党内部からの告発。かつて「庶民の味方」だった党は、いつから「テックエリートと富裕層」のための党に変貌したのか。リベラル派の重鎮が、身内の病理を徹底解剖する全米話題の予言書。

かつてフランクリン・ルーズベルトの下、「忘れられた人々」の希望であった民主党。
しかし今、その中心にいるのは労働者ではない。
大学教育を受けた都市部のエリート、巨大IT企業、そして過激な活動家たちだ。
彼らが主導する「影の政党」は、アイデンティティ・ポリティクスに没頭し、インフレや生活苦に喘ぐ庶民を「嘆かわしい人々」と見下している――。
民主党の戦略的参謀であった著者たちが、愛する党の迷走と没落のメカニズムを赤裸々に描く。アメリカの分断とトランプ現象の「真因」を知るための決定版であり、現代アメリカ政治分析の最重要文献。

「ポリティカル・コレクトネス」が国を分断し、支持者を追いやる。
民主党を蝕む〈5つの急進主義〉とは?
【人種】 BLM運動と過激化する「構造的人種差別」論
【ジェンダー】 「女性」という言葉さえ使えない言語統制
【移民】 国境管理の放棄と「不法移民」擁護のパラドックス
【環境】 労働者の雇用を奪う、非現実的な気候変動対策
【経済】 シリコンバレーやウォール街との癒着が生んだ格差
日本を含む先進各国で右派ポピュリズム政党が伸長し、リベラル勢力が敗れる理由がよくわかるインサイドレポート

「21世紀で最も影響力のある政治書のひとつ」(ニューヨーク・タイムズ紙)。
アメリカ民主党がいかに党の核となる原則を見失い、その政治的未来を危うくしているかを明らかにする。
アメリカ民主党、ならびに先進各国のリベラル勢力にとって必要不可欠な警鐘の書。
ウォール・ストリート・ジャーナルベスト政治書(2023年)!
何十年もの間、アメリカの政治は民主党と共和党の対立に悩まされ、勝利は必然的に敗北を招き、その逆もまた然りであった。両党は、アメリカの有権者の中心にいる人々を見失い、二極化と麻痺を引き起こしている。著者のジョン・B・ジュディスとルイ・テイシェイラは、本書で、識者も政治学者も見逃してきた、現在のアメリカの政治状況を形成する地殻変動を明らかにする。
かつては小さな町や大都市、産業労働者階級や新移民のものであったアメリカ民主党は、こうした有権者の多くを見捨て、積極的に疎外さえしている。ジュディスとテイシェイラは、アメリカ政治の変容を明らかにし、アメリカ民主党がどこで道を踏み外したのか、どうすれば今後の政治的災難を避けることができるのかについて、鋭く分析する。


【目次】

【日本版序文】二大政党のシーソーゲーム

序論 凋落する「庶民の党」――なぜアメリカの労働者はトランプを選んだのか

<第Ⅰ部 大分断――なぜ「庶民の党」はエリートの党になったのか>

第1章 弾けた「バラ色の未来」――新興民主多数派の興亡

第2章 ニューディール連合の崩壊――労働者とリベラルがバラバラになった日

第3章 ニューデモクラッツの成功と失敗――クリントンが仕掛けた危険な賭け

第4章 オバマ幻想と失われた機会――銀行を救い、メインストリートを見捨てた2年間

<第Ⅱ部 文化的急進主義――有権者を置き去りにする「極端な」主張の正体>

第5章 エリート vs. 「嘆かわしい人々」――ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプ

第6章 トランプの自滅、沈黙のバイデン――2020年選挙勝利の裏に潜む「急進主義」の影

第7章 ジョー・バイデンの新たなニューディール

第8章 人種と急進主義――「人格」よりも「人種」を優先する政治 

第9章 移民問題――国境なき理想主義の代償

第10章 性的創造論――生物学はどこへ消えた?

第11章 アポカリプス・ナウ――気候大惨事という「信仰」

結 論 言論戦争――民主党を「普通の人々」の手に戻すために

【日本版解説】アメリカ民主党左派による大統領選敗北「予言の書」――ネオリベ・文化戦争路線がもたらした「中間層と労働者階級」の離反(会田弘継)

内容説明

米民主党内部からの告発。かつて「庶民の味方」だった党は、いつから「テックエリートと富裕層」のための党に変貌したのか。リベラル派の重鎮が、身内の”病理”を徹底解剖する、全米話題の予言書。「ポリティカル・コレクトネス」が国を分断し、支持者を追いやる。民主党を蝕む5つの急進主義とは?日本を含む先進各国で右派ポピュリズム政党が伸長し、リベラル勢力が敗れる理由がよくわかるインサイドレポート。

目次

序論 凋落する「庶民の党」―なぜアメリカの労働者はトランプを選んだのか
第1部 大分断―なぜ「庶民の党」はエリートの党になったのか(弾けた「バラ色の未来」―新興民主多数派の興亡;ニューディール連合の崩壊―労働者とリベラルがバラバラになった日;ニューデモクラッツの成功と失敗―クリントンが仕掛けた危険な賭け;オバマ幻想と失われた機会―銀行を救い、メインストリートを見捨てた2年間;エリートvs.「嘆かわしい人々」―ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプ;トランプの自滅、沈黙のバイデン―2020年選挙勝利の裏に潜む「急進主義」の影;ジョー・バイデンの新たなニューディール)
第2部 文化的急進主義―有権者を置き去りにする「極端な」主張の正体(人種と急進主義;移民問題―国境なき理想主義の代償;性的創造論―生物学はどこへ消えた?;アポカリプス・ナウ―気候大惨事という「信仰」)
結論 言論戦争―民主党を「普通の人々」の手に戻すために

著者等紹介

ジュディス,ジョン・B.[ジュディス,ジョンB.] [Judis,John B.]
『トーキング・ポイント・メモ』編集長。『ナショナル・ジャーナル』誌のシニア・ライター、『ニュー・リパブリック』誌のシニア・エディターを務め、現在に至る

テイシェイラ,ルイ[テイシェイラ,ルイ] [Teixeira,Ruy]
『ワシントン・ポスト』紙の寄稿コラムニスト、ニュースレター「リベラル・パトリオット」の共同創設者兼政治編集者、アメリカン・エンタープライズ研究所シニアフェロー

会田弘継[アイダヒロツグ]
ジャーナリスト・思想史家。1951年生まれ。東京外国語大学英米語科卒業。共同通信社ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを歴任。その後、青山学院大学教授、関西大学客員教授を務め現在に至る

古川範和[フルカワノリカズ]
1984年千葉県生まれ。2011年にサンフランシスコ大学大学院経済学研究科で経済学修士号、2020年に東京大学大学院新領域創成科学研究科でサステナビリティ学博士号を研究科長賞およびプログラム長賞とともに取得。道徳科学研究所客員研究員、麗澤大学国際問題研究センター客員研究員。コロナ禍をきっかけに造園業、市場調査、ソフトウェア開発の職を経た後、現在は研究、翻訳、教育活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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読書熊

5
トランプ台頭の理由を民主党側から見る。日本政治を考える参考にもなる2026/03/20

金吾庄左ェ門

4
民主党支持の左派の人が、民主党の行く末を思って書いた内容です。普通の人(労働者)の支持を失った原因として、新自由主義と金のせいにしている向きもありますが、やはりトランプに対抗すべく安易にポリコレ勢に迎合したのが、悪かったのでしょう。ポリコレ勢の常識外れの急進的な押し付けは、普通の人(労働者)に根付かない問題であり、マスコミや学者連中がいかに騒いでも受け入れられるものではなく、むしろトランプ勝利に貢献してしまったのです。2026/03/08

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