中国が世界を撹乱する―AI・コロナ・デジタル人民元

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中国が世界を撹乱する―AI・コロナ・デジタル人民元

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  • サイズ 46判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492444573
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C3033

出版社内容情報

米中貿易戦争の本質はIT化が進んだ未来社会の基本原理をめぐる戦いだ。世界史を振り返りつつ、我々が重大な岐路にあることを説く。

内容説明

2018年以降、米中貿易戦争が世界経済に大混乱をもたらした。2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に広がった。感染源とされる中国では経済活動が徐々に平常化しているが、欧米をはじめ各国では依然、予断を許さない。これらのできごとを通じて見えてきたものは何か?未来を分権的で自由な社会とするのか、集権的で管理された社会とするのか。社会の基本原理をめぐる重大な選択がわれわれに突きつけられている。

目次

第1部 米中経済戦争の進展(新型コロナウイルスは経済活動をどの程度落ち込ませるか?;米中の制裁関税で大きく落ち込む貿易;複雑化した政策対応 ほか)
第2部 長い停滞から脱し、世界の工場からIT先進国へ(なぜ中国は長期停滞に陥ったか?;長期停滞から脱して世界の工場へ;アリババの大躍進)
第3部 未来への驀進に危険はないか?(信用スコアリングの光と陰;中国スタートアップ企業の目覚ましい躍進;中国の未来 ほか)

著者等紹介

野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2017年9月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主要著書:『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(同、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞出版社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、日本不動産学会賞)、『バブルの経済学』(同、1992年、吉野作造賞)、『ブロックチェーン革命』(日本経済新聞出版社、2017年、大川出版賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

47
中国の経済発展を、鄧小平の改革開放政策から南巡講話につながる歴史として振り返り、今日的なトピックスとして、アリババの活躍、フィンテック、AI、軍民融合、そして監視社会の恐怖などが描かれている。確かに「中国が世界を攪乱する」という警鐘ではあるが、その内容は、週刊誌や新聞の記事のような薄っぺらいレベルで、全くがっかり。この本は、本当に野口先生が書かれたんだろうかとさえ思えてしまう。「1940年体制」という仮説や、TPPへの批判など、独特の鋭い視点に瞠目させられた野口悠紀雄先生の切れ味が、どこにも感じられない。2020/07/08

magic makky

7
【感想】寛容というキーワードで発展した古代ギリシャ。アメリカはそれを模倣した。その寛容は、世界から人材を集め自由な企業活動によりさらに発展した。一方の中国は鄧小平時代に特区に外資を入れて成長した。さらに国営企業を民営化を経て、英語教師から独自モデルで大化けしたアリババなどが大きく成長している。一方、AIを使用した監視社会を作り上げたり、コロナでの医師の声をうまく活かせなかったりする現実がある。今は発展し続けているから成り立っているが、成長が止まった時中国国民は我慢したっけられるのだろうかと思ってしまう。2020/05/30

mm71

2
米中経済戦争を解説。デジタル人民元との比較でアメリカがリブラに後ろ向きなのは失敗と断じているのが興味深い。世界最先端のデジタル国家中国は覇権国家となりうるか。2021/01/25

MK

0
デジタル通貨(送金手数料実質無料)を最初に生み出したら覇権は取れそうだなと思いました。それがデジタル人民元になるのかそれ以外になるのか。もっと早くリブラに真っ当な動きがあればなあ…2021/06/19

k_jizo

0
★★鄧小平の南巡講話など歴史的検証やアリババ、フィンテック、アメリカのリブラとデジタル人民元、米中経済戦争、コロナ渦のもと中国で今起こっていることが整理できてよかった。2021/02/13

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