やっぱりアメリカ経済を学びなさい―世界経済はアメリカを中心に動く

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やっぱりアメリカ経済を学びなさい―世界経済はアメリカを中心に動く

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492443958
  • NDC分類 332.53
  • Cコード C3033

出版社内容情報

世界経済を知りたければ、まずはアメリカから。日本経済を理解するには、やっぱりアメリカから。一冊で結ぶ現代アメリカ像。

知らなきゃヤバい!

アメリカは日本経済の救世主?
2013年の円安はアベノミクスだけではありえなかった??

相変わらず「日本や世界経済はアメリカ次第」、なぜか?
……せめてそのくらいの雑談はできるようになりたい。

「アメリカ経済が立ち上がろうとしている?」時系列で近年のアメリカを押さえる第1章、
どうしても目が行く政治の話は第2章「アメリカはオバマで変わるのか?」、
通貨戦争を恐れる前に基本を知る第3章「ドルはどうなる? これからの通貨の話」、
それでも強い産業・ビジネス界は第4章「成長の基盤は実のところ失われていない?」
答えが、ここにある。

通勤の電車に揺られながらポッドキャストを聞いているような感覚、楽しみながらどんどん頭に入ってくるアメリカ経済の基礎。知る人ぞ知る歴史的な出来事や、メディアで話題になっている事柄の本質にまで踏み込む。ゴルディロックスと3匹のくま、「レモネード・スタンド」が起業家精神を育む? 『オズの魔法使い』で「金」を読み解く、「内なる外」との向き合い方、アメリカでは半数近くの人が所得税を払っていない? 仮面をかぶった近隣窮乏化政策、日本だけじゃなかった「決められない政治」……易しいだけでは決してない、アメリカ経済の深い話。

若い世代の社会人・社会人予備軍に向けてアメリカ経済の今の姿と課題を、基本から平易に解説する入門書。
依然経済大国であるアメリカへの正しい理解があってこそ、グローバル経済の中での日本の立ち位置、世界経済全体を見ることが可能になる。読み進めるうちに、アメリカ経済の抱える問題と日本経済の抱える問題の相似に気づき、アメリカでどのような政策論や官民の役割分担が議論されているのかわかるように。そしてそこから、日本経済の中で生きていく一人としての経済観が形作られていく。
世界経済を知りたければ、まずはアメリカから!日本経済を理解するには、やっぱりアメリカから!

1章:アメリカ経済が立ち上がろうとしている?
(1)「今度こそ?」と高まる期待
(2)「信用バブル崩壊」とは何だったのか?
(3)そろそろ「大転換」がやってくる?

2章:アメリカはオバマで変わるのか?

内容説明

アメリカは日本経済の救世主?2013年の円安はアベノミクスだけではありえなかった?なぜリーマン危機から早期に回復できたのか?「負け組」の人々の困窮―雇用問題の深刻化、投資大国アメリカ―海外資産が生み出す巨額の収益。注目のエコノミストがやさしく語った、本格入門書。

目次

第1章 アメリカ経済が立ち上がろうとしている?(「今度こそ?」と高まる期待;「信用バブル崩壊」とは何だったのか?;をろそろ「大転換」がやってくる?)
第2章 アメリカはオバマで変わるのか?(オバマの2期目、新たな4年間への船出;オバマが1期目にできたこと・できなかったこと;今のアメリカ財政は何がいけないのか?;日本だけじゃなかった「決められない政治」;広がる格差―少しの勝ち組とたくさんの負け組;外を向くアメリカ―内に問題があるときこそ)
第3章 ドルはどうなる?これからの通貨の話(FRBが担うアメリカの金融政策;金融緩和して良かったこと・悪かったこと;グローバル・インバランス;国際通貨制度はこれからどうなる?)
第4章 成長の基盤は実のところ失われていない?(アメリカは何を作っているのか;起業する意思と再生する力;アメリカ衰退からの復活「製造業のルネサンス」)

著者等紹介

小野亮[オノマコト]
みずほ総合研究所市場調査部主席研究員/シニアエコノミスト。1990年、富士総合研究所(当時)入社。1998~2003年富士総合研究所(2002年よりみずほ総合研究所)ニューヨーク事務所。帰国後、経済調査部を経て現職。専門は米国のマクロ経済、金融政策、財政政策の分析・予測。欧米経済チーム総括を兼務

安井明彦[ヤスイアキヒコ]
みずほ総合研究所政策調査部長。1991年、富士総合研究所(当時)入社。1997~2000年在米国日本大使館専門調査員、2000~2003年富士総合研究所(2002年よりみずほ総合研究所)ニューヨーク事務所。国際調査部、政策調査部等を経て、2007~2012年みずほ総合研究所ニューヨーク事務所長。2012年より現職。専門は政策・政治を中心とした米国一般(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Takao Terui

2
駄目な自己啓発書のようなタイトルと、小うるさい煽り文句は正直どうかと思う。だが、筆者自身があとがきで述べるような「Podcastのようにすんなりと入ってくる入門書」という目的は、平易な記述と読みやすい体裁によって、十分達成されているように思う。特定トピックについて、専門家は目指さないまでも、ニュースよりは深く、体系的に把握しておきたい場合には、本書のような入門書は有用だと思われる。2014/10/14

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