内容説明
経済発展における国家の役割とは何か?民主主義と経済発展はどのように関係しているのか?8カ国の事例研究をもとに経済学者と政治学者が共同で研究した渾身の一作。
目次
分析的枠組みと視点
第1部 国家の建設(インドネシアにおいて経済成長の政治はいかにして復活したか;内戦後ルワンダの国家建設;エチオピアにおける開発国家建設の試み;中米の和平プロセスにおける民主化と発展)
第2部 国家と開発(ブミプトラ政策の成功と限界―地方からみるマレーシアの開発政治;ケニアにおける暴動の政治経済分析;インドの地方分権と地域間格差;中国農村における選挙の実施と公共財投資;所得格差と農業保護)
国家建設と経済発展
著者等紹介
大塚啓二郎[オオツカケイジロウ]
1948年生まれ。北海道大学農学部卒、シカゴ大学経済学研究科より博士号取得。現在、政策研究大学院大学教授。2010年紫綬褒章受章
白石隆[シライシタカシ]
1950年生まれ。東京大学教養学部卒、コーネル大学より博士号(Ph.D.)取得。現在、アジア経済研究所長、内閣府総合科学技術会議常勤議員、政策研究大学院大学客員教授。2007年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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