「反日」を超えるアジア―北京の目、ソウルの目

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492443378
  • NDC分類 319.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

アジア外交の行き詰まりを転換する、新しい視座を問う。
中国、韓国をはじめアジア各国の首脳や政策ブレーンと長年親交を結ぶ著者が、アジアの将来を描いた待望の書き下ろし。

アジアの将来像とその中での日本の立場や国際貢献について考察。反日暴動や混迷する北朝鮮問題をどう解決するか。19世紀に遡る歴史を振り返ったダイナミックな視点も興味深い。

内容説明

東アジアの現状と将来を考えるとき、北京の目、ソウルの目は、みずからをどのようにとらえ、近隣諸国とのどのような関係を展望しているのか。その視線の先にあるものをともに見据えるには、一〇〇年を超える歴史を遡って彼らを知る必要がある。そこを出発点として、環太平洋を中心としたグローバルな政治経済における日本の立場も明らかになっていくのだ。情念の東アジア共同体は成功しない。アジア外交の行き詰まりを転換する、新しい視座を問う。

目次

序章 アジアの「招集能力」はどこにあるのか
第1章 なぜ19世紀からの東アジア史に遡らなければならないか
第2章 韓国・中国の勃興がきっかけとなる歴史の新たな分岐点
第3章 東アジア各国は米国史とどのように遭遇したか
第4章 グローバル化する東アジアにおける代替と補完
第5章 帝国主義、共産主義、覇権主義、地政学の縛りを超えて
第6章 21世紀の東アジアと日本の位相

著者等紹介

田中直毅[タナカナオキ]
21世紀政策研究所理事長。1945年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。国民経済研究協会主任研究員を経て、1984年より本格的に評論活動を始める。1997年より現職。主な著書に『日本経済の構想』(第10回吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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メルセ・ひすい

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8-19 赤87 田中節・常々のご発言の書 ・東アジアを意識する時代 日本の活路は・・ 識者が口を酸っぱくして馬鹿・オッチョコチョイ政治家の穴埋めを・・・★歴哲・・反日は流れです 民間の交流と掛け値なしの日本文化の徹底した実力でカバーせよ。何が起こっても、民間どおしの普段の密な交流は莫大なパワーとなる。中国・韓国の反日暴動や、混迷する北朝鮮問題をどう解決すればよいか。アジアの将来像とその中での日本の立場や国際貢献について考察。アジア外交の行き詰まりを転換する、新しい視座を問う。             2007/02/08

ひげめがね

0
そう見られている事実と,受け入れられない感情が対立を生むのかも。2007/12/15

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