出版社内容情報
EUの東方拡大によって、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー等への直接投資が強まっている。日本的生産・経営システムの海外移転の実態を現地調査により解明する本格的研究
内容説明
チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアに進出・展開する日系企業は、その競争優位性である人事管理制度や生産管理慣行をこの移行経済地域にどこまで移転できるのか―日本多国籍企業研究グループによる共同研究の成果。
目次
序章 中東欧移行経済地域における日本的生産システム移植の現状と意義
第１章 中東欧の体制転換と日系企業進出の背景
第２章 中東欧のＥＵ加盟と企業戦略
第３章 中東欧各国への日本的生産システム移転：現状とその分析
第４章 主要産業・企業における日本的生産システムの移転
第５章 中東欧に生きる日系工場
終章 中東欧における日系企業工場の全体像
著者等紹介
苑志佳［エンシカ］
１９５９年生まれ。１９８４年中国対外経済貿易大学国際貿易学部卒業。１９９８年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位修得。経済学博士。立正大学経済学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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