石油をめぐる世界紛争地図

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492443217
  • NDC分類 568
  • Cコード C3033

内容説明

本書の狙いは二つある。世界の石油と天然ガス経済を理解するための情報をわかりやすく伝えることと、グローバルなエネルギー産業ならではの、政治や社会に深く関わる問題に光を当てることだ。石油と天然ガスの需要は、この先も力強く増えていく。その供給不安が国際政治の緊張を高めることは必至である。

目次

序章 石油と天然ガス―その問題
第1章 底なしの需要と資源探し
第2章 紛争、貧困、不平等―石油の功罪
第3章 石油の確保とグローバル戦略
第4章 石油ナショナリズム
第5章 代替エネルギー:環境およびエネルギー安全保障上のニーズ
結論 突きつけられる問い

著者等紹介

シェリー,トビー[シェリー,トビー][Shelley,Toby]
トビー・シェリーは20年にわたるジャーナリスト生活を通じて、中東、北アフリカ、サハラ以南のアフリカなど、様々な地域で取材活動を続けてきた。『ダウ・ジョーンズ・ニューズワイア』を経て、現在は『フィナンシャル・タイムズ』に所属。OPEC総会の取材経験も豊富で、北海油田についても綿密に追っている

酒井泰介[サカイタイスケ]
翻訳者、ミズーリ州立大ジャーナリズム修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハンギ

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訳文のせいか読みづらいけど、内容はとても良かった。中国の台頭なども2005年の本なのに、よく調査されているなと思いました。中国も資源、いわゆるコモディティ獲得には国の力を傾けているが、2020年の消費量は今の米国のそれよりも少ないという試算が出ている。インドの方が環境悪化によってより壊滅的になることが心配される。日本はしたたかに活動していると思われるが、中央アジアにおける資源エネルギーが欧州に流れている事に関しては中国と手を取ってそれに反対した方がいいと思うのだが・・2012/09/15

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