通貨危機と資本逃避―アジア通貨危機の再検討

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492442968
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C3033

内容説明

1997年後半、タイを起点に始まった通貨危機は、経済理論と政策の両面で、20世紀後期における最大の経済事象の1つとなった。本書の目的は、このアジア通貨危機を、国際資本移動を中心に据えた視点から再検討することにある。ここで試みられる分析は、アジア通貨危機にとどまらず、通貨危機一般にかかわるものである。

目次

序章 通貨危機に関する理論的展望と本書のねらい
第1章 経済発展と資本逃避
第2章 アジア通貨危機の発生要因―対外借入制約に基づく再検証
第3章 金融為替政策と資本流入
第4章 資本自由化の形態と為替リスク負担
第5章 通貨代替と通貨危機―理論と実証
第6章 通貨危機の社会的インパクト―展望と韓国家計データによる例示

著者等紹介

高木信二[タカギシンジ]
1953年熊本市生まれ。ロチェスター大学よりPh.D.取得。国際通貨基金(IMF)エコノミスト、大阪大学経済学部助教授、大蔵省財政金融研究所主任研究官、エール大学客員教授、内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官等を歴任。現在、大阪大学大学院経済学研究科教授(休職中)、IMF独立評価局審議官、Journal of Banking and Finance,International Journal of Finance and Economics編集委員

渋谷浩[シブヤヒロシ]
1954年北海道生まれ。プリンストン大学よりPh.D.取得。インディアナ州立大学経済学部助教授、国際通貨基金(IMF)エコノミスト、日本銀行金融研究所研究員、内閣府経済社会総合研究所客員研究官などを歴任。現在、小樽商科大学商学部教授

宮尾龍蔵[ミヤオリュウゾウ]
1964年大阪府生まれ。ハーバード大学よりPh.D.取得。神戸大学経済経営研究所助手を経て、現在、神戸大学経済経営研究所助教授

横川和男[ヨコカワカズオ]
1952年神奈川県生まれ。スタンフォード大学よりPh.D.取得。国際通貨基金(IMF)、西南学院大学経済学部、日本大学経済学部勤務を経て、現在、東北大学大学院国際文化研究科教授

沢田康幸[サワダヤスユキ]
1967年兵庫県生まれ。スタンフォード大学よりPh.D.取得。世界銀行開発経済調査局(DECRG)コンサルタントを経て、現在、東京大学大学院経済学研究科助教授、東京大学大学院総合文化研究科助教授
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出版社内容情報

経済発展と資本逃避との関係、危機の発生要因などの諸問題を、アジア経済危機を例に国際資本移動の視点から再検討し、通貨危機を防ぐため必要な政策を示唆する。