内容説明
米国著名経済学者が診断するインターネット経済の行方。
目次
序章 インターネットは「革命」か否か
第1章 インターネット徴税の困難さが「小さな政府」を生む
第2章 「情報の経済学」など、今ミクロ経済学は知的にすばらしい
第3章 シュンペーターの「内生的技術革新論」を再評価せよ
第4章 情報通信技術革新は、電気の普及に類する産業革命だ
第5章 情報仲介・統治役を担うシリコンバレーのベンチャー・キャピタル
第6章 知識が富の基本であり、情報が「力」である
第7章 金融制度を変革するインターネット・ファイナンス
第8章 無税で無政府状態のインターネット世界は幻想でしかない
第9章 政府はより積極的な富の再分配を
第10章 インターネット政策立案に公平中立な提言を
著者等紹介
佐々木スミス三根子[ササキスミスミネコ]
1972年国際基督教大学卒業。1974年国際基督教大学修士号取得。1979~82年オーストラリア国立大学経済研究所リサーチ・スタッフ。1983~87年カナダ政府サイエンス・カンセル・オブ・カナダやユーロ・コンサルト社等とコンサルティング契約。1989年カナダ・カールトン大学政治経済学博士号取得。1988~93年クレディ・スイス銀行調査部長、チーフ・エコノミスト、クレディ・スイス投資顧問代表取締役。1993~96年モルガン・スタンレー証券シニア・エコノミスト。1996~98年クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券チーフ・エコノミスト。1998~99年ハーバード大学客員研究員。1999~2000年コロンビア大学客員研究員
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