世界経済の謎―経済学のおもしろさを学ぶ

世界経済の謎―経済学のおもしろさを学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492442494
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

内容説明

本書では、最新の経済理論までを、数式を一切使わずに、経済学の知識がなくてもわかるように説明している。東アジアの通貨危機や、ヘッジ・ファンドLTCMの倒産といった、近年、世界で起こったスリルに満ちた出来事の「謎」を解くために、理論は「鍵」の役目をするのである。グローバル化した現代経済の「脆弱性」はどこにあるのか、というパズルを解いていく過程で、読者には、ジェット・コースターに乗ったようなスリルが味わえる。

目次

第1部 国際取引の5つの動機(貿易から生まれる利益;異なった時点に行われる支出の交換;経常収支が決定されるメカニズム;危険回避の方法としての国際資本取引;保険業にとってのさまざまな危険 ほか)
第2部 経済組織における「ねずみ講」的な仕組み(アルバニアのねずみ講;ねずみ講とバブルの理論;バブルは現実に起こるか?;貨幣の3つの機能;インフレ税とハイパー・インフレーション ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazuyuki Kuroki

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問題集を解くときと一緒で、八割ぐらい知っている感じなのが、私にはちょうど良かった。ちょっと出版年が古いので、リーマン・ショックもユーロ危機も、ともに触れられていないが、マクロ経済の基本は変わらない。逆にS&L問題やLTCM問題について、大変よく分かった。後に有名になるバーナンキが、バーナンケという表記で、大恐慌の研究者としてたびたび引用されているのが、興味深かった。日本の当局者には自力がなさ過ぎる。2017/02/22

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わかりやすい ただし書かれたのが10年以上前なのでちょっと古い2013/01/25

おおしま

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非常にわかりやすい国際経済学の入門書。実例も豊富だし、数式も少ないので、手触り感をもって、初歩を学べる。それでいて、内容は濃いので、おすすめです。2012/08/10

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