出版社内容情報
世界銀行の年刊本。開発に不可欠な知識の役割について注目。知識欠如による「知識ギャップ」や「情報不全問題」が開発に与える影響やその改善策を分析、提言する。
内容説明
開発を遅らせ、貧しい人々を苦しめているのは、途上国の知識不足である!「知識ギャップ」と「情報不全問題」という知識に関する2つの視点から開発問題を考える、画期的な世銀レポート。
目次
第1部 知識ギャップを縮小する(知識の力とその到達範囲;知識の獲得;知識の吸収;知識を伝え合う)
第2部 情報不全問題に取り組む(情報、制度、インセンティブ;経済の金融情報を処理する;環境についての知識を増やす;貧困層を害する情報不全問題に取り組む)
第3部 政策に優先順位をつける(国際機関は何ができるか;政府は何をするべきか)