出版社内容情報
新進気鋭のドイツ人ジャーナリストが、預金は大丈夫か、株や債券は暴落しないか、インフレにはならないか、といった消費者の立場から描いた最新欧州通貨統合論。
内容説明
本書はユーロ移行に関する疑問に消費者の立場に立って、分かりやすく答えるとともに、ユーロ実現の見通し、通貨統合後の展望、ユーロの利点と問題点を多角的に解析する。投資家にとってどんなリスクが生じるのか。どうやってリスクを回避するのか。さらに一歩踏み込んで、どうリスクに立ち向かい、投資チャンスをつかむのか。その手掛かりを提供する。
目次
第1章 はじめに―またしても通貨統合?
第2章 なぜマルクを放棄するのか?
第3章 ユーロは欧州をどう変えるのか?
第4章 マーストリヒトからフランクフルトへ
第5章 ビッグバン―ユーロ狂騒曲
第6章 通貨統合は怖くない
第7章 総括―没落か、涅槃か