出版社内容情報
経済の血液であるカネの流れを軸にすえ、その出所・性格=各国経済の実態をつかみ、欧米はじめ全世界の経済全体を有機的にとらえたユニークな世界経済入門書。
内容説明
「カネ(資金)」のネットワークで世界を有機的にとらえる。経済の血液である「カネ」の流れを軸にすえ、日・欧・米、CIS・東欧、アジア、中南米、アフリカまで世界経済を総合的にとらえたユニークな入門書。
目次
第1章 世界の資金の流れ―第2次世界大戦後の資金の流れの特徴
第2章 世界経済の現状
第3章 アメリカの悩み―二つの赤字と金融機関の悩み
第4章 ECの統合―市場統合から政治統合へ
第5章 金融・資本市場の変容
第6章 開発と資金―公的資金と民間資金
第7章 開発途上国への資金の流れ
第8章 アジア経済の現状
第9章 中南米経済の現状
第10章 旧ソ連、中・東欧地域の現状―市場経済移行への道
第11章 アフリカ経済の現状
第12章 世界経済の課題―今、なにをなすべきか