出版社内容情報
今の日本を取り巻く経済環境は、バブルの足音が忍び寄る1987年に驚くほど似ている。28年ぶりの「景気の大波」に乗り遅れるな!
テレビでおなじみの人気エコノミストが大胆予測!
それでも、日本経済は沈まない!
経済は「環境」と「政策」に左右されます。
だから、それらが今とそっくりの時代がもしあれば、
今後の日本経済に何が起きるかを予測できるはずです。
しかし、そんな都合のいい時代があったのでしょうか。
実は、あったのです。
それが1986年と、2014年の日本です。
80年代後半、日本は未曾有の好景気に沸きました。
それと同様、今の日本は、黄金期の入り口に立っているのです。
――永濱 利廣
【1986年→1989年】
原油価格が1/3に下落
史上最低の公定歩合
公共事業費が増加に
NTT株公開
消費税導入
「死んだふり解散」で自民党圧勝
「前川リポート」による構造改革
ブラックマンデーと、その後の急回復
【2014年→2017年】
原油価格が1/2に下落
金融の異次元緩和
機動的な財政政策
郵政株公開
消費税増税
「アベノミクス解散」で与党圧勝
「日本再興戦略」による構造改革
中国ショックと、その後の急回復?
第1章 日本を取り巻く経済環境は、バブル直前に酷似している
第2章 原油価格下落は、世界経済のプラス要因
第3章 それでも、日本がバブルにならない理由
第4章 2015~16年の2年で、2020年以降の日本が決まる
【著者紹介】
永濱 利廣(ナガハマ トシヒロ)
第一生命経済研究所主席エコノミスト
1995年早稲田大学理工学部卒業、2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。
95年4月第一生命保険相互会社(現・第一生命保険株式会社)入社。98年4月より社団法人(現・公益社団法人)日本経済研究センター出向等を経て、08年4月より現職。一橋大学非常勤講師、跡見学園女子大学非常勤講師、景気循環学会理事等。
著書に『経済指標はこう読む』『エコノミストが教える経済指標の本当の使い方』(以上、平凡社)、『中学生でもわかる経済学』(KKベストセラーズ)、『スクリューフレーション・ショック』(朝日新聞出版)、『男性不況』『図解90分でわかる!日本で一番やさしい「アベノミクス」超入門』『図解90分でわかる!日本で一番やさしい「財政危機」超入門』(以上、東洋経済新報社)等がある。
「ひるおび!」(TBS)、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)「夜エクスプレス」(日経CNBC)等、テレビ出演多数。
内容説明
テレビでおなじみの人気エコノミストが大胆予測。いまの日本経済は、80年代後半に酷似している。それでも、日本経済は沈まない!
目次
第1章 日本を取り巻く経済環境は、バブル直前に酷似している(これだけ似ていたバブル前の1986年と2014年;原油価格の暴落 ほか)
第2章 原油価格下落は世界経済のプラス要因(サウジアラビアが減産しない理由・しなかった理由;原油価格下落に仕掛け人がいた? ほか)
第3章 それでも、日本がバブルにならない理由(日本がバブルとは程遠い理由その1:地価;日本がバブルとは程遠い理由その2:人口動態 ほか)
第4章 2015~16年の2年で、2020年以降の日本が決まる(オリンピック後の景気減速は必然;財政リスクは2020年以降に顕在化 ほか)
著者等紹介
永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
第一生命経済研究所主席エコノミスト。1995年早稲田大学理工学部卒業、2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。95年4月第一生命保険相互会社(現・第一生命保険株式会社)入社。98年4月より社団法人(現・公益社団法人)日本経済研究センター出向等を経て、08年4月より現職。一橋大学非常勤講師、跡見学園女子大学非常勤講師、景気循環学会理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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