日本経済 黄金期前夜

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日本経済 黄金期前夜

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492396209
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

出版社内容情報

今の日本を取り巻く経済環境は、バブルの足音が忍び寄る1987年に驚くほど似ている。28年ぶりの「景気の大波」に乗り遅れるな!

テレビでおなじみの人気エコノミストが大胆予測!
それでも、日本経済は沈まない!


経済は「環境」と「政策」に左右されます。
だから、それらが今とそっくりの時代がもしあれば、
今後の日本経済に何が起きるかを予測できるはずです。
しかし、そんな都合のいい時代があったのでしょうか。

実は、あったのです。
それが1986年と、2014年の日本です。
80年代後半、日本は未曾有の好景気に沸きました。
それと同様、今の日本は、黄金期の入り口に立っているのです。
――永濱 利廣


【1986年→1989年】
原油価格が1/3に下落
史上最低の公定歩合
公共事業費が増加に
NTT株公開
消費税導入
「死んだふり解散」で自民党圧勝
「前川リポート」による構造改革
ブラックマンデーと、その後の急回復

【2014年→2017年】
原油価格が1/2に下落
金融の異次元緩和
機動的な財政政策
郵政株公開
消費税増税
「アベノミクス解散」で与党圧勝
「日本再興戦略」による構造改革
中国ショックと、その後の急回復?

第1章 日本を取り巻く経済環境は、バブル直前に酷似している
第2章 原油価格下落は、世界経済のプラス要因
第3章 それでも、日本がバブルにならない理由
第4章 2015~16年の2年で、2020年以降の日本が決まる

【著者紹介】
永濱 利廣(ナガハマ トシヒロ)
第一生命経済研究所主席エコノミスト
1995年早稲田大学理工学部卒業、2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。
95年4月第一生命保険相互会社(現・第一生命保険株式会社)入社。98年4月より社団法人(現・公益社団法人)日本経済研究センター出向等を経て、08年4月より現職。一橋大学非常勤講師、跡見学園女子大学非常勤講師、景気循環学会理事等。
著書に『経済指標はこう読む』『エコノミストが教える経済指標の本当の使い方』(以上、平凡社)、『中学生でもわかる経済学』(KKベストセラーズ)、『スクリューフレーション・ショック』(朝日新聞出版)、『男性不況』『図解90分でわかる!日本で一番やさしい「アベノミクス」超入門』『図解90分でわかる!日本で一番やさしい「財政危機」超入門』(以上、東洋経済新報社)等がある。
「ひるおび!」(TBS)、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)「夜エクスプレス」(日経CNBC)等、テレビ出演多数。

内容説明

テレビでおなじみの人気エコノミストが大胆予測。いまの日本経済は、80年代後半に酷似している。それでも、日本経済は沈まない!

目次

第1章 日本を取り巻く経済環境は、バブル直前に酷似している(これだけ似ていたバブル前の1986年と2014年;原油価格の暴落 ほか)
第2章 原油価格下落は世界経済のプラス要因(サウジアラビアが減産しない理由・しなかった理由;原油価格下落に仕掛け人がいた? ほか)
第3章 それでも、日本がバブルにならない理由(日本がバブルとは程遠い理由その1:地価;日本がバブルとは程遠い理由その2:人口動態 ほか)
第4章 2015~16年の2年で、2020年以降の日本が決まる(オリンピック後の景気減速は必然;財政リスクは2020年以降に顕在化 ほか)

著者等紹介

永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
第一生命経済研究所主席エコノミスト。1995年早稲田大学理工学部卒業、2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。95年4月第一生命保険相互会社(現・第一生命保険株式会社)入社。98年4月より社団法人(現・公益社団法人)日本経済研究センター出向等を経て、08年4月より現職。一橋大学非常勤講師、跡見学園女子大学非常勤講師、景気循環学会理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぷれば

8
第一生命経済研究所主席エコノミスト永濱氏は初読み。時々、TV番組の経済特集でお見かけする。他の経済評論家と比べて、まずまずという印象。本書では2014年が、未曾有の景気を迎える前の1986年に酷似しており、今の日本がまさに黄金期入口にあると推測。その類似点と、破綻する場合の懸念などが、チャートなどを多用し解説されている。ただ経済リスクとして、政府が憲法や安全保障に舵取りする場合をあげており、経済オンリー!?が気になった。2015/12/15

風見じじい

0
2015年10月に発行された本でまだ3か月しかたっていないのに、株価は大幅に下がり、景気の腰折れ要因海外編がすべて出てしまった感がある。平明な分でさらっと読めました。2016/02/02

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