「日本バブル」の正体―なぜ世界のマネーは日本に向かうのか

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「日本バブル」の正体―なぜ世界のマネーは日本に向かうのか

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492395875
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

仕掛けられたバブルによって、株式、不動産は80年代を上回る規模で大上昇する! 気鋭の国際エコノミストが読み解くマネーの動向。

これから3年、株・不動産は空前の規模で上昇する! 世界の投資家が進める「日本買い」戦略とその後の深謀とは何か? 気鋭の国際派エコノミストが、大激変する世界と日本の行方を読み解く。

 この本で私が訴えたいことはただ一つ。読者の皆さんがこれから起きることをあらかじめ熟知し、その意味で「確信犯」となることだ。
 そして「確信犯」としてこれから本格化する我が国における歴史的な金融バブル(日本バブル)の中で自らの富を極限まで膨らませて欲しいのだ。事実、やればやるほど、動けば動くほど、信じられないほどの大金が読者の懐に舞い込んでくるはずだ。
 しかし同時に常に忘れてはならないことが同じく一つある。それは「日本バブル」という史上最大のカジノへの入場券を、日本人のすべてが持っているわけではないということである。
 そしてこのバブルを経て、「持つ者」と「持たざる者」の間の溝は誰の目にも明らかなほどになる。「持たざる者」は「持つ者」に対し、平和的な手段による抗議を越え、暴力的な反乱すらし始めるに違いない。したがって「持つ者」はその富を真に循環するよう社会に流さなければ後がないのだ。その意識を日本人が持った時、世界史は大きく変わることとなる。
 やれ株高だ、やれ円安だなどと騒いでいる暇は今、まったくない。このままでは再び「倭国大乱」(『後漢書』)の世が訪れてしまうかもしれないからだ。それは絶対に避けなければならない。
 「どうすれば良いのか」―――このことを考え、動き始める全ての日本人に向けて、この本を再び送り出すことにしたい。あの森の静寂さの中で「その御方」が独り抱き続けているはずの気持ちを、私なりに精いっぱい込めながら。(本書「はじめに」より)


【目次案】
プロローグ 世界に仕掛けられた「日本バブル」
第1章 アベノミクスという虚構 ~「日本バブル」始まる
第2章 そして大英帝国が動き出した ~儚きユーロという夢
第3章 北朝鮮が普通の国になる日 ~関東軍とロシアの「白い金塊」の行方
第4章 イスラエルと中国 ~ともに葬られる悲運と日本
第5章 「日本バブル」の時代 ~これから何が起こるのか、何をすれば良いのか

【目次案】
プロローグ 世界に仕掛けられた「日本バブル」
第1章 アベノミクスという虚構 ~「日本バブル」始まる
第2章 そして大英帝国が動き出した ~儚きユーロという夢
第3章 北朝鮮が普通の国になる日 ~関東軍とロシアの「白い金塊」の行方
第4章 イスラエルと中国 ~ともに葬られる悲運と日本
第5章 「日本バブル」の時代 ~これから何が起こるのか、何をすれば良いのか

【著者紹介】
原田 武夫(ハラダ タケオ)
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役(CEO)
 1971年、香川県生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員?T種職員として入省。12年間奉職し、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に自主退職し現在に至る。「すべての日本人に“情報リテラシー”を!」という想いの下、情報リテラシー教育を多方面に展開、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢の調査・分析レポートの発行、次世代人材育成などを行っている。国内大手企業等に対するグローバル人財研修事業並びに海外事業支援等を全国で展開。
 主な著書に『騙すアメリカ 騙される日本』(ちくま新書)、『計画破産国家 アメリカの罠』(講談社)、『狙われた日華の金塊―ドル崩壊という罠』(小学館)、『脱アメリカ時代のプリンシプル』(ユナイテッド・ブックス)、『ジャパン・シフト 仕掛けられたバブルが日本を襲う』(徳間書店)などがある。

内容説明

これから3年、株・不動産は空前の規模で上昇する。世界の投資家が進める「日本買い」戦略とその後の深謀とは!?大激変する世界と日本の正しい読み方。

目次

第1章 「アベノミクス」という虚構―「日本バブル」始まる(80年代のバブル以上に盛況な不動産マーケット;財政赤字で完全に追い詰められた日本 ほか)
第2章 そして大英帝国が動き出した―儚きユーロという夢(「欧州外交問題評議会」のキーパーソン;地球の裏側から沸き起こる「これからは日本」の声 ほか)
第3章 北朝鮮が普通の国になる日―関東軍とロシアの「白い金塊」の行方(米太平洋艦隊が提言した北朝鮮についての政策転換;シナリオ通りに進んだグーグル会長の北朝鮮訪問 ほか)
第4章 イスラエルと中国―共に屠られる悲運と日本(「日本バブル」に命運を賭けている中国;中国を動かす真の支配者とは誰か ほか)
第5章 「日本バブル」の時代―これから何が起きるのか、何をすれば良いのか(「日本バブル」でこれから何が起きるのか;シェール革命に冷ややかな欧州の深謀 ほか)

著者等紹介

原田武夫[ハラダタケオ]
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役(CEO)。1971年、香川県生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員1種職員として入省。12年間奉職し、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に自主退職し現在に至る。「すべての日本人に“情報リテラシー”を!」という想いの下、情報リテラシー教育を多方面に展開、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢の調査・分析レポートの発行、次世代人材育成などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

5
1)ありえるかもと思わせるスケールの大きな日本潰しの画策 2)著者を始めとして孫崎氏、佐藤優氏等外務省出身者が、語学力、情報力、人脈、分析力を駆使して読み応えのある本を出している。2)日本経済は不動産の裏づけがすべてで景気の先行指標。3)アベノミクスの本質は官製バブル。日本は追い込まれる、だから自らバブルを起す。国債を外人が空売りし始めたら、デフォルトすると反対に脅し、早急に対策を。4)金融資本主義の真の支配者はイギリス。金融都市シテイをカナダに移すと、その資金を得る為に日本を利用し敗者にする。2013/08/01

nori

3
トンデモ book. Common understanding of QE is inflation target. Ex-diplomat author wrote it as deflation policy without any explanation. Many facts after Kuroda Bazooka and May23, 2013, showed differences from author's. It was good that author resigned MoF.2013/11/06

turtle

3
壮大なストーリー展開に引き込まれました。 確かに昨今のインフレ礼賛には危うさを感じます。まずは政府の財政調整策がどのように打ち出されてくるか、拝見です。2013/05/29

tamashi

3
いよいよ日本バブルが始まった。上げは下げのため、下げは上げのため。今は強烈な下げを狙って上げに上げているところ。日本の財政は破綻なんかしない論を一笑に付す。越境する投資主体の日本国債の大量空売りに注意。伝家の宝刀であるデフォルト宣言という奇策で対抗せよ。更には日本の水素エネルギーの革新的技術を世界に公開せよ等々。地政学的な論考は読み応えがあるが相場シナリオは結局のところ著者自身が日本バブルを煽っているように思えてしまうのは何故だろう。2013/04/08

たぬき

1
一般論というか 法則化がないのんです2014/06/18

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