内容説明
ヨーロッパは金融と為替は統合したものの、財政危機によって分裂し始めました。当面、ドラスティックな対策が打てない中で、次第にユーロは減価していきます。欧米と新興国を含めた世界経済は減速局面にあります。日本経済は相対的には順調であり、当面、消去法的に円が買われる流れが続くでしょう。
目次
第1章 ヨーロッパ危機で西洋の没落が始まった
第2章 リオリエント
第3章 為替レートから読むグローバル経済
第4章 日本経済に起きている構造変化
第5章 自虐的な日本悲観論
第6章 パラダイム・シフト
著者等紹介
榊原英資[サカキバラエイスケ]
青山学院大学教授。1941年生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授を経て大蔵省国際金融局長、財務官を歴任。2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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