素材は国家なり―円高でも日本経済の圧倒的優位は揺るがない

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素材は国家なり―円高でも日本経済の圧倒的優位は揺るがない

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492395592
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C3033

内容説明

産業の中核をなす「素材」を支配する日本に黄金期がやって来る!1ドル60円時代の国家戦略とは何か。

目次

プロローグ 日本の素材力が支える世界のインフラ、環境整備
第1章 大震災で浮き彫りになった日本の素材力
第2章 素材力を最大限に活かした国家戦略とは
第3章 鉄鋼業の圧倒的技術力が日本の製造業を支えている
第4章 注目の「省エネ革命」にも日本の素材力が不可欠
第5章 素材の技術革新が産業・社会革命を引き起こす
第6章 地球の究極素材「水」のフル活用で日本は勝つ
第7章 世界経済の主役は日本―中国、韓国が絶対に追いつけない理由

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
1927年京都市に生まれる。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、現在、多彩な評論活動を展開中。この間、政治・経済、国際情勢についての先見性をもつ的確な分析を提示。日本経済や産業の動向について、世界的、歴史的な視点も含めて独創的にとらえる国際派エコノミスト。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞を受賞

泉谷渉[イズミヤワタル]
株式会社産業タイムズ社代表取締役社長兼編集局長/半導体産業新聞特別編集委員。神奈川県横浜市出身。中央大学法学部政治学科卒業。1977年産業タイムズ社に入社、1991年に半導体産業新聞を発刊し、編集長に就任。現役最古参の半導体記者としてキャリア33年を誇る。日本半導体ベンチャー協会理事としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

17
何だかな~。確かに書いてあることはその通りなことも多いのですが、突っ込みどころが満載の本でした。機能性素材は確かに日本のメーカーが強く、日系でシェア100%なんてものも多い。だからと言って、円高でもその優位性は揺るがないとか、そんな甘いもんじゃない。まぁ、震災直後に書かれた本なので、頑張れ日本という応援の意味もあったのでしょうね。★★2013/09/25

つづりさん

1
とにかく日本マンセーで楽天的な感じ。2013/09/21

sisekick

1
海水淡水化の膜技術とか車のボディ用の製鉄技術とか、トライ&エラーでしか得られないノウハウの部分が素材分野にはたくさんあって、まだまだその部分では日本の技術は先を行っているんだなぁと感じました。 超伝導のケーブルとか、メタンハイドレードの話しとか、電気を取り巻く技術と水に関する技術については特に興味深いです。2012/08/27

ひろいてん

0
高機能素材は日本の得意芸であることを改めて認識しました。そして、その製造を支えているのが安定した電力供給であることも、なるほどなと思いました。但し、本書のような内容は見る角度が違うと、考え方も変わるため、多角的な視点から自分で判断する必要があると思います。2014/06/17

マカロン

0
さまざまな企業の事例が掲載されていた。半導体など韓国勢におされぎみだと思っていたが、素材の部分ではきっちりと日本が押さえていた。2012/05/30

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