目次
第1部 脱工業化による復興(供給制約下での復興で何が問題となるか;対外資産で復興資金を賄える;震災後の日本を支えるのは、製造業ではない;ビジネスモデルの大転換はいかにして可能か?)
第2部 「失われた20年」の失敗経験を復興に活かす(中国工業化に押された日本製造業の生き残り策;外需依存経済のメカニズム;工業製品価格と賃金が下落し、分配が不平等化;金融危機を惹起した輸出依存成長)
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主要著書:『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経・経済図書文化賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず
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どの方向に進むべきかは、「得意かどうか」だけで決められるものではない。「そうすることによって豊かになるか、あるいは貧しくなるか」という視点が重要。2013/06/07
アイビー16
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製造業に代わる産業が生まれないと、本当に日本は沈んだままなのか。2012/11/09
虎男
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サービス業への転換。製造業の限界。2011/09/01
w
0
製造業に進んだ日本。製造業を抜けだしたアメリカ。2012/03/28
fujix
0
タイトルに惹かれ読みました。新聞等マスメディアの報道とは異なる視点からの分析は公正で説得力があると感じました。2011/09/19
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