虚構のインフレ―騙されないための裏読み経済学2009

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492395011
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

原油・穀物バブルの崩壊が始まる!日本がインフレにならない決定的な理由とは?この大局を見誤ると人生を見誤る!エコノミストランキング6年連続1位の著者が書き下ろした、日本経済の真の姿と、生活&資産を守るためのアドバイス。

目次

インフレ報道に騙されるな!―まえがきに代えて
第1章 虚構のインフレ―原油・食品高だけでは本物の「インフレ」ではない(過熱するインフレ報道とインフレ危機感;日本経済の実態はゼロインフレ;米・欧・中の物価もベース部分は上がっていない;今後インフレは「虚」から「実」になるか?;日本の実態は「インフレ」ではなくあ「原材料高不況」)
第2章 「原油バブル」崩壊のシナリオ―1バレル=70ドルを超える原油価格はバブル(識者たちは現状をどう見ているのか?;石油は世界に満ち足りている;石油が枯渇する「ビークオイル」説に惑わされるな;地政学上の「原油バブル」崩壊シナリオ;ドル安是正による「原油バブル」崩壊シナリオ;投資規制や介入による「原油バブル」崩壊シナリオ;「穀物バブル」崩壊シナリオ;市場のメカニズムから考えるインフレとデフレ)
第3章 価格高騰が生み出す価格抑制の種―次々と生まれる「反作用」の萌芽(資源の需給動向はダイナミックに動く;原油高に対する「反作用」;穀物高による「反作用」;小さな動きの集積が将来大きなムーブメントに)
第4章 「虚構のインフレ」を生き抜くヒント―生活設計&資産運用についてのアドバイス(日本の実情を整理する―結局「息苦しい」のはなぜか?;生活設計についてのアドバイス;資産運用についてのアドバイス―株式;資産運用についてのアドバイス―不動産;資産運用についてのアドバイス―金利;それでも日本には希望がある

著者等紹介

上野泰也[ウエノヤスナリ]
みずほ証券株式会社チーフマーケットエコノミスト。1963年生まれ。上智大学文学部史学科(西洋現代史専攻)卒。1986年、会計検査院入庁。1988年、富士銀行(現・みずほ銀行)入行。為替ディーラーを経て、為替・資金・債券の各セクションにてマーケットエコノミストを歴任。2000年、みずほ証券設立に伴い現職。債券(長期金利)、為替を中心としたスピード感のある的確な経済予測には定評があり、『日経公社債情報』エコノミストランキングで02~07年に6年連続1位を獲得するほか、『統計月報』(東洋経済新報社)05年度のマーケットのエコノミスト予想的中度で総合第1位を獲得するなど、投資家や市場関係者から高い評価を得ている。財務省主計局・税制問題研究会メンバー、内閣官房・市場動向研究会メンバー、参議院事務局・客員調査員他を歴任。またテレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト土曜版』のコメンテーターを長く務めてきたほか、新聞・雑誌の連載執筆をこなすなど、幅広い分野で精力的に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3131.

2
少し前に書かれているので新鮮さはないけれど、分かりやすく書かれているので入門書としてはいいかも。2013/11/05

peppo

0
原油バブルと日本のインフレ・デフレについて書かれた本。日本のデフレ圧力が強いことと「ババ抜き」についてはちょっと考えさせられます。2010/04/24

turtle

0
資源消費国から資源輸出国への富への移転によって、日本全体が損をしている、という表現には思わずうなってしまいました。2009/04/18

takachan

0
ちょっと考えれば当たり前のこと。でも、その当たり前のことができないんだよね。PhotoReading2009/03/25

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