日本経済の明日を読む〈2007〉

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492394700
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

2006年11月、景気拡大は戦後最長の景気拡大である「いざなぎ景気」を超えた。過去最高を更新している企業収益など、景気のよさを示す指標には事欠かない。その一方で、今回の景気拡大については、実感がわかない、格差が拡大している、などといった声も多い。失業率もまだ高く、地域間の格差も拡大している。こうした景気の二面性に加えて、少子高齢化の進展やそれに伴う年金制度、社会保障制度の見直しなど、新たに誕生した安倍政権に残された課題は多い。こうした状況下で、今後の日本経済や世界経済はどうなるのか、景気拡大はいつまで続くのか、マーケットの今後はどのような展開になるのか、などの問いに本書は答えようとしている。みずほ総合研究所のエコノミストが、積み上げた分析のなかから2007年の経済動向を予測し、重要なポイントについて詳しい説明と見方を示した、渾身の経済予測。

目次

第1章 二〇〇七年のアウトライン(「いざなぎ景気」を超えた日本経済;日本経済を取り巻くリスク)
第2章 海外経済の展望(原油価格の高騰は続くのか?;米国経済の現状と展望;二〇〇七年のユーロ圏は輸出の純化を中心に景気減速へ;調整圧力が増しながらも北京五輪を前になお高成長を続ける中国経済;NIEs、ASEAN経済の現状と展望)
第3章 日本経済の展望(景気の現状と展望;外需および企業部門の現状と展望;家計部門の現状と展望;政府部門の現状と展望;物価動向の現状と展望;不動産市場の現状と展望;企業金融と企業行動の注目点)
第4章 マーケットの展望(グローバルなマネーフローの概観と注目点;米国の金融市場;国内株式相場;金融政策と長期金利の見通し;為替市場の現況と見通し)

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