野球と銀行―なぜ日本は失敗したか

野球と銀行―なぜ日本は失敗したか

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492394045
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

木村氏は主に「経済」「金融」の視点から、二宮氏はスポーツ(主に野球)の視点から、日本および日本人の問題点を論じた異色のニッポン論。

内容説明

メガバンク国有化、メジャー流出問題の核心にせまる!二人の若き論客が示す日本再建の道標。

目次

第1章 ルールは誰のためにあるか―国民無視のルールが活力を殺いでいる(松井は「隠れキリシタン」にならざるをえなかった;カネにあかせてきたヤツほど、外資の売買を嫌っている ほか)
第2章 無責任国家・日本―銀行、プロ野球はなぜ失墜したか(日本の経営者はウソつきか、無能という評価;「総ざんげ」というのは、誰も責任をとらないということ ほか)
第3章 戦略なき日本―「二者択一的発想」は世界で通用しない(自分のフォームを変えなかった野茂、イチローの強さ;誰も想さない人間に貸すのが、本当の金貸し ほか)
第4章 なぜ日本は変われないのか―金融改革、プロ野球改革に見る国民性(“総論賛成・各論反対”なら、もっと改革が進んでよいはず;最後に革命者同士の対立で終わるのが、日本の改革の特徴 ほか)
第5章 日本の活路―「肩書き社会」から「実力社会」へ転換せよ(お客重視の経営ができない日本の企業;お客重視の経営ができないのは、彼らに余裕があるから ほか)

著者等紹介

木村剛[キムラタケシ]
1985年日本銀行入行後、営業局、企画局、ニューヨーク事務所、国際局など主要部局を経て独立。1998年、金融業務や企業財務に関する総合コンサルティングを行うKFi(KPMGフィナンシャル株式会社)を設立。金融監督庁金融検査マニュアル検討会委員、通産省アジア金融通商研究会委員、総務省郵政事業公社化に関する研究会委員、金融庁金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームメンバー、金融庁新しい中小企業金融の法務に関する研究会委員等を歴任。経済同友会企業会計委員会委員長。富山県出身。学生時代はサッカーに明け暮れた。全国大会には、3年連続の高校総体を含め計6回出場。県選抜チームに選ばれたこともあるファイタータイプのセンターフォワード

二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツジャーナリスト。(株)スポーツコミュニケーションズ代表取締役。オリンピック、サッカー、メジャーリーグなど国内外で取材活動を展開。テレビ、ラジオ番組のコメンテーターなどを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamagotree

0
現在の日本組織のダメさの原因の本質が野球と銀行を照らし合わせる事で見えてくるような気がする。2009/07/19

ともあきほ

0
個人的には色々やっているのであろうが、本で読むと評論の域を超えない。内容も野球というよりもサッカーと銀行 2003/10/29

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