出版社内容情報
木村氏は主に「経済」「金融」の視点から、二宮氏はスポーツ(主に野球)の視点から、日本および日本人の問題点を論じた異色のニッポン論。
内容説明
メガバンク国有化、メジャー流出問題の核心にせまる!二人の若き論客が示す日本再建の道標。
目次
第1章 ルールは誰のためにあるか―国民無視のルールが活力を殺いでいる(松井は「隠れキリシタン」にならざるをえなかった;カネにあかせてきたヤツほど、外資の売買を嫌っている ほか)
第2章 無責任国家・日本―銀行、プロ野球はなぜ失墜したか(日本の経営者はウソつきか、無能という評価;「総ざんげ」というのは、誰も責任をとらないということ ほか)
第3章 戦略なき日本―「二者択一的発想」は世界で通用しない(自分のフォームを変えなかった野茂、イチローの強さ;誰も想さない人間に貸すのが、本当の金貸し ほか)
第4章 なぜ日本は変われないのか―金融改革、プロ野球改革に見る国民性(“総論賛成・各論反対”なら、もっと改革が進んでよいはず;最後に革命者同士の対立で終わるのが、日本の改革の特徴 ほか)
第5章 日本の活路―「肩書き社会」から「実力社会」へ転換せよ(お客重視の経営ができない日本の企業;お客重視の経営ができないのは、彼らに余裕があるから ほか)
著者等紹介
木村剛[キムラタケシ]
1985年日本銀行入行後、営業局、企画局、ニューヨーク事務所、国際局など主要部局を経て独立。1998年、金融業務や企業財務に関する総合コンサルティングを行うKFi(KPMGフィナンシャル株式会社)を設立。金融監督庁金融検査マニュアル検討会委員、通産省アジア金融通商研究会委員、総務省郵政事業公社化に関する研究会委員、金融庁金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームメンバー、金融庁新しい中小企業金融の法務に関する研究会委員等を歴任。経済同友会企業会計委員会委員長。富山県出身。学生時代はサッカーに明け暮れた。全国大会には、3年連続の高校総体を含め計6回出場。県選抜チームに選ばれたこともあるファイタータイプのセンターフォワード
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツジャーナリスト。(株)スポーツコミュニケーションズ代表取締役。オリンピック、サッカー、メジャーリーグなど国内外で取材活動を展開。テレビ、ラジオ番組のコメンテーターなどを務める
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感想・レビュー
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