出版社内容情報
日本の経済発展を支えてきた経済制度・政策は、大きな転換期に直面し、変革を迫られている。第一線のエコノミストが、金融・財政政策などのあり方を展望する。
内容説明
欧米へのキャッチアップを念頭においた従来型の経済制度や経済政策の機能を再点検し、新しい社会・経済の文脈にふさわしい制度や政策のあり方を提示する。
目次
1章 日本の金融制度
2章 日本の金融政策―金融政策の理論と実際
3章 日本の財政政策―公共投資の評価
4章 日本の財政投融資
5章 日本の年金政策
6章 日本の医療政策―公共経済学的側面
7章 わが国における雇用政策の特徴とその推移
8章 日本の賃金制度と労働市場―展望
9章 日本型コーポレート・ガバナンス
10章 日本の対外経済政策―国際金融を中心として
11章 日本の経済政策と政策研究、とりわけ政策評価について―「産業政策」のケース
著者等紹介
高山憲之[タカヤマノリユキ]
1946年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、一橋大学経済研究所教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。