出版社内容情報
1995年に出た同名図書に終章を加えパワーアップ。不良債権処理を阻む者は誰なのか?真の「抵抗勢力」とは誰なのか?全てが氷解する「今こそ読むべき本」。
内容説明
本書は、一九九五年に東洋経済新報社から刊行した『一九四〇年体制さらば戦時経済』の新版である。第一章から第一〇章までは、基本的に旧版のままの形で残すこととした。そして、九五年以降の変化と「四〇年体制論」の現時点での意義を考えるために、新たに第一一章を付け加えた。
目次
われらが出生の秘密
四〇年体制の確立(企業と金融;官僚体制;土地改革)
終戦時における連続性―戦後改革とその評価
高度成長と四〇年体制(企業と金融;摩擦調整)
四〇年体制の基本的理念
変化した環境・変わらぬ体制
未来に向けての選択
現時点での一九四〇年体制
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部応用物理学科卒業。64年大蔵省入省。72年イエール大学にてPh.D.(経済学博士号)取得。一橋大学教授、東京大学教授を経て、2001年4月より青山学院大学教授。専攻、公共経済学。著書に、『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974、日経経済図書文化賞)、『予算編成における公共的意志決定過程の研究』(共著、大蔵省印刷局、1979、毎日新聞エコノミスト賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989、各務財団賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992、吉野作造賞)など
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感想・レビュー
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諏訪菜子
Kenji Ogawa
秋色の服(旧カットマン)
富士さん
taki