出版社内容情報
『小室直樹の資本主義原論』につづく第2弾。「スパイラル」現象(デフレ、インフレ、バブル、金融・景気)を解明することにより、現代経済の特徴を探り出す。
内容説明
日本を襲うデフレ・スパイラルと日本官僚制の根本欠陥を分析。
目次
序章 日本経済はなぜ身動きとれないのか
第1章 現代経済を見る眼―スパイラル現象に注目せよ
第2章 スパイラルの実際例―バブルの出現、崩壊そしてデフレ
第3章 需要と供給が織りなすミクロの世界
第4章 マクロの世界の相互連関メカニズム
第5章 三大経済学者のポイント―スミス、マルクス、ケインズをどう評価するか
第6章 日本経済の大きな構造変化
第7章 日本は鵺経済だ―資本主義、未だ成立せず
第8章 依法官僚制と家産官僚制の矛盾―日本をダメにした元凶を明らかにする