出版社内容情報
日本に偽りの危機説が蔓延している。構造危機説、空洞化危機説、高コスト危機説、財政危機説がそれだが、誤った危機説が誤った政策を導き、本物の危機をもたらす。
内容説明
本当に日本経済は危ないのか。論拠なき「常識」を覆す力作。
目次
第1部 強調される偽りの危機(「構造危機」は実証できない;「空洞化危機」は実在しない;「高コスト危機」は論理が通らない;「財政危機」は誇大宣伝である)
第2部 偽りの危機がもたらす本物の危機(「規制緩和」のもたらすもの;「財政再建最優先路線」の危うさ)
第3部 偽りの危機説を超えて(日本経済の目指すべき方向)