大惨事(カタストロフィ)の人類史

個数:
電子版価格
¥3,520
  • 電書あり

大惨事(カタストロフィ)の人類史

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 13時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 642p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492371312
  • NDC分類 304
  • Cコード C3036

出版社内容情報

戦争・ウイルス・自然災害・経済危機…… この世界の次なる「破滅」とは? ネットワーク理論やカオス理論で迫る文明の脆弱性。

伝染病のパンデミックや飢餓、戦争は天災か、人災か? 大惨事(カタストロフィ)の責任を負うべきは一握りのリーダーか、あるいは組織の管理職たちか?

大地震や火山の噴火、2つの世界大戦、中国の大躍進政策による飢餓、チェルノブイリ原発事故、スペースシャトル「チャレンジャー」の爆発事故など、人類が被ってきた大惨事や事故に共通する構造を、ネットワーク理論やカオス理論などの最先端の知見をもって明らかにし、この世界や組織が抱える脆弱正と回復力(レジリエンス)に、今、最も注目される「世界の知性」が迫る。

ニーアル・ファーガソンは、コロナ・パンデミックを幅広い歴史的なパースペクティブに置き、今回の危機は人類が初めて挑戦した大惨事ではないことを思い起こさせる。グローバルな歴史を深い知識とともに描きつつ、人類が直面した脅威を列挙し、人類がどのようにそれに対処してきたかを機知に富んだ方法で示してみせる。――フランシス・フクヤマ(『歴史の終わり』著者)

本書でニーアル・ファーガソンは、人類が経験してきた大惨事の広大な景色を、注目すべき批判的な視線で見つめる。そして、次のパンデミックや厄災を理解し、より良い未来を創造するのに役立つであろう、過去から得られる深い洞察を提示する。――マーク・ベニオフ(セールスフォース・ドットコム会長、共同CEO兼創業者)

内容説明

「いま、もっともすぐれた知性」と目される歴史学者が、ネットワーク化し、複雑化した世界の危機と回復力を読み解く。

目次

人生の終わりと世界の終わり
惨事は予測可能か?
惨事はどのように起こるのか?
ネットワーク化した世界
科学の進歩と過信
政治的無能の心理学
アジア風邪からエボラまで
惨事に共通する構造
コロナパンデミック
パンデミックと世界経済
中国とアメリカの覇権争い
未来の世界の取りうる姿

著者等紹介

ファーガソン,ニーアル[ファーガソン,ニーアル] [Ferguson,Niall]
世界でもっとも著名な歴史家の1人。スタンフォード大学フーヴァー研究所のミルバンク・ファミリー・シニア・フェローであり、グリーンマントル社のマネージング・ディレクター。「ブルームバーグ・オピニオン」にも定期的にコラムを寄稿している。国際エミー賞のベスト・ドキュメンタリー部門(2009年)や、ベンジャミン・フランクリン賞の公共サービス部門(2010年)、外交問題評議会が主催するアーサー・ロス書籍賞(2016年)など、多数の受賞歴がある

柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

34
大惨事の歴史を振り返り、危機対応を学ぼうとする。大惨事は予測が困難で、二アール・ファーガソン曰く、避け難い。であるならば、過去の大惨事からの教訓を経て、回復力を育て、反脆弱な社会をいかに形成するかが、本書の主題だ。執筆時、コロナ禍が本格的に始まって半年ほどで、コロナウイルスによるパンデミックという大惨事に多くが割かれているのが印象的だが、それもそのはずで、ファーガソンは比較的早い段階でコロナ感染によるパンデミックを予期し、警鐘を鳴らしていたからで、(つづく)2024/02/07

Hiroo Shimoda

8
ちょっとファクトの羅列が多すぎる印象。疫病や深刻事故、金融危機も有名な事例なのだから、分析・解釈に行を割いて欲しかった2023/01/14

駒場

6
ファーガソンは専門の金融史を書いててほしいな……と思った。冗長で、ESGについてはネット論客と同じようなイメージでの語りが目立ち、途中で挫折した。カタストロフィと経済の関係なら「暴力と不平等の人類史」のほうが良いのでは?2022/09/16

タキタカンセイ

2
いわゆる「大惨事」を網羅的に書いたものではなく、その構造を分析した本。原発事故、チャレンジャー号事故、など人為的ミスによる大惨事の原因を「トップではなく中間管理職のミスによるもの」としているのが興味深い。現在進行中の大惨事、コロナパンデミックについてもかなり突っ込んで書いている。要するに「今の世界にとって最大のリスクは中国」ということだそうです(前文で出版後に起こったウクライナ侵攻についても書いていて、これも面白い)。2022/09/07

中島直人

2
読了。2022/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19593230
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。