企業家とは何か

企業家とは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492370896
  • NDC分類 335.13
  • Cコード C3033

出版社内容情報

資本主義社会のイノベーターとしての企業家の役割・機能を明確に描き出したもの。シュンペーター体系の大きな柱である企業家論について翻訳される初めての書。

内容説明

革新の担い手「企業家」をシュンペーターはどう捉えたのか。現代に生きる古典の初邦訳。

目次

第1章 企業家(企業の本質、その形態および種類に関する歴史的考察;経済主体である「企業家」についての学問的分析の展開 ほか)
第2章 今日の国民経済における企業家(問題に含まれた事実;競争経済における企業家 ほか)
第3章 経済史における創造的反応(創造的反応と企業家活動;企業家利益 ほか)
第4章 経済理論と企業家史(企業家概念の変遷;企業家活動と企業の諸側面 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

9
企業家の役割は革新のの遂行を自らの機能としてゲームのルールを変えて行き新しい可能性を見抜き不確実や抵抗に挑戦し実在的にさせて行く。勝利者意識と創造の喜び変化の冒険を支えにしてこそ精神が養われる。一人の企業家の成功的出現は単に数人の企業家の出現を惹き起こすばかりでなく多数の、そしてますます能力の乏しい模倣的企業家の出現を惹き起こす。創造的破壊により新たな革新が生まれさらに競争が生まれて新たな企業家が出現して行く。企業家とは常に変化を機会と捉え自らも変化を起しそこに勝利と喜びがある事を信じる旅人だ。2014/10/03

mkt

2
リーダーシップは既存の経験やルーティンに従って処理すべき事柄ではなく、新しくすべき事柄がある時にのみ発揮される/リーダーシップ①新しい生産物または生産物の新しい品質の創出と実現②新しい生産方法の導入③工業の新しい組織の創出④新しい販売市場の開拓⑤新しい買い付け先の開拓/企業家の4つのタイプ①純然たる不確実性②純然たる革新③不確実性と特殊能力あるいは革新④直感力と適合、調整力/創造活動の重点項目①個人の自立、尊重②異端、異質の容認③失敗の許容④自立を基礎とした提携/ 20210102読了 194P 31分2021/01/02

このこねこ@年間500冊の乱読家

2
⭐⭐ 難しかった…… 1900年代前半に出た論文を翻訳した本なのでそんなもんか。 引用がケインズとかアダム・スミスとかミルなのがすごい(笑) 著者シュンペーターは他の経営学書でよく引用される人なので、そういう意味では知れて良かったですかな。2019/12/20

ken

0
企業家としてのシュンペーターなりの定義。十分に咀嚼する必要ありかな。2010/04/29

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