出版社内容情報
対外的にはアジア諸国との新たな共存体制、国内的には官僚および大企業優位体制の変革、これらを中心テーマに、今後の日本のあるべき姿を鋭く描いた労作。
内容説明
混迷に陥った日本を救う道は?近現代史の歩みを踏まえて、今後の進路を描く。
目次
序章 世紀の転換を前にして―「否定できない過去」と「不確実な未来」のはざまで
第1章 遅れて離陸した日本近代化
第2章 疾風怒濤の戦間期
第3章 戦後日本経済の復興と成長
第4章 高度成長の光と影、そしてバブルとその崩壊
第5章 55年体制の形成と変容
第6章 日本病症候群
第7章 アジア諸国との共存を―平和大国への模索