出版社内容情報
帝政期における都市化と商工業の発展に注目し、ローマ帝国の社会経済全体を包括的に描き出した画期的試みとして評価の高い名著の完全翻訳版、上下2冊の下巻。
内容説明
生気あふれる叙述、豊富な資料の引用、考古学の成果の歴史研究への組み込み―帝政期における都市化と商工業の発展を高く評価し、ローマ帝国の社会を包括的に取り扱った比類のない試み。
目次
第8章 フラウィウス朝とアントニヌス朝の経済・社会政策
第9章 軍事的君主政
第10章 軍事的アナーキー
第11章 軍事的アナーキーの時期のローマ帝国
第12章 オリエント的専制君主政と古典古代文明衰退の問題
著者等紹介
坂口明[サカグチアキラ]
1948年大阪に生まれる。1971年東京大学文学部西洋史学専修課程卒業。1978年東京大学大学院人文科学研究科西洋史学専門課程博士課程を単位取得退学。現在、日本大学文理学部教授
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