出版社内容情報
シュンペーターといえば「創造的破壊」と「企業家精神」。だが彼の真髄は経済学を超えた「総合的社会科学」の構築にあった。シュンペーターの全体像を明らかにする。
内容説明
社会科学者シュンペーターの壮大な業績を、著者独自の視点から再構成。巨峰の全体像を初めて明らかにした画期的労作。
目次
シュンペーターとその環境
シュンペーターの問題と方法
科学社会学とシュンペーターとイデオロギー
道具主義の経済学方法論
自律的科学としての純粋経済学
中間点としての経済発展理論
経済社会学の方法論
進化的科学としての経済社会学〔ほか〕