生命の網のなかの資本主義

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生命の網のなかの資本主義

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  • サイズ 46判/ページ数 667p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492315378
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3033

出版社内容情報

「資本新世」の概念を提唱、世界の知識人が注目する米環境史学者の主著、待望の邦訳。【『人新世の資本論』斎藤幸平氏・解説】

内容説明

「人新世」か、「資本新世」か、世界システム論の新次元を切り開いた話題の書。世界の知識人たちが注目する気鋭の米環境史学者の主著、待望の邦訳。『人新世の「資本論」』の斎藤幸平氏推薦&解説寄稿。

目次

二重の内部性―自然が問題であるかのような歴史
第1部 二元論から弁証法へ―世界=生態としての資本主義(対象からオイケイオスへ―資本主義的世界=生態における環境‐制作;生命の網における価値;単一の物質代謝へ向けて―二元論から資本主義的世界=生態の弁証法へ)
第2部 史的資本主義、歴史的自然(生態学的剰余の減少傾向;自然の資本化、あるいは歴史的自然の限界;世界=生態の危機:革命から体制へ)
第3部 歴史的自然と資本の起源(人新世か資本新世か?―自然、そして今日の生態的危機の起源について;抽象的社会的自然と資本の限界)
第4部 安価な自然の興隆と衰亡(安価な労働?―時間、資本、そして人間の自然の再生産;長い緑の革命―長い20世紀における安価な食糧の生命と時間)
安価な自然の終焉?―資本の世界=生態的限界は資本それ自体である

著者等紹介

ムーア,ジェイソン・W.[ムーア,ジェイソンW.] [Moore,Jason W.]
米国ビンガムトン大学(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)社会学部教授。1994年にオレゴン大学で政治学と社会学の学士号を取得後、1997年にカリフォルニア州立大学サンタクルーズ校で歴史学の修士号、2007年にカリフォルニア州立大学バークレイ校で地理学の博士号を取得。スウェーデンのルンド大学リサーチ・フェローなどを経たのち、ビンガムトン大学助教、准教授を経て現職。政治生態学、農業‐食糧研究、歴史地理学、環境史、政治経済学などを研究フィールドとする

山下範久[ヤマシタノリヒサ]
1971年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。現在、立命館大学グローバル教養学部教授。歴史社会学、社会理論、世界システム論専攻

滝口良[タキグチリョウ]
1977年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は文化人類学、現代モンゴル都市研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Satoshi

10
斎藤幸平による人新世の資本論が刺激的な内容であった。産業革命より資本主義は4つの安価物「労働力」「食糧」「エネルギー」「原材料」を効率的に回収(特には収奪)することにより成立し、その結果が現在の不平等、格差、地球温暖化となる。地球温暖化については危機的な状況まで陥っており、ポイントオブノーリターンに近づきつつある。蛇口をひねるように自然からの恩恵を受けてもそれは有限であり、その廃棄先の自然にも限りがある。その中で、「社会」と「自然」は一元的であり、相互に作用していると捉えるべきだと著者は主張する。2021/12/17

ルンブマ

4
オイケイオス的思考(自然を人間の外部としてみるのではなく、人間と自然の弁証法的な関係性を思考すること)によって、対象としての自然、という理解から母胎としての、その内部で資本主義が展開する場としての自然という理解に至れる、ということをしつこく繰り返すが、それで何ができるのかを延々と言ってくれない。で?2022/09/30

takao

1
ふむ2022/04/23

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