出版社内容情報
ハーバード大学の学生・卒業生を対象に
「あなたは、どう育てられたかのか」を調査。
興味深い事実が次々とわかった。
「小学校3年生のころには、自分で勉強するようになっていた」
「成績がよいことで、あまり褒められてはいない」
「一緒に育てられたきょだいは、あんまり……」
「家が貧乏で、ホームレス用のシェルターで数年過ごした……」
「ハーバード育ち方プロジェクト」などを通じて、ハーバード大学の学生・卒業120人を含む200人余の成功者とその親へのインタビューから判明した8つの「子育ての公式」を公開。
8つの公式のそれぞれについて、インタビューから得た豊富な実例と、学力格差について専門的に研究する著者らの最新の研究を交えながら説く。そこから浮き彫りになってくる成功への鍵は、人種や環境、学歴や経済的背景にかかわらず、どんな親でも学び、育むことができる、子どもへの関わり方である。
内容説明
優秀な人たちの人生を調べると、意外なことがわかる。彼らの育ち方には共通点がある。彼らの親は、8つの原則に基づいた公式を実践していた。親がこの公式を使えば、本人の生まれもつ能力に関係なく、子どもは成績優秀者になり、充実した人生を送る。ハーバード卒業生調査で判明「デキる子の共通点」。
目次
優秀な人はどのように育てられたのか
天才児でなくても成功できる
ハーバード大学育ち方プロジェクトで見つかった子育ての公式
達人はこうして作戦を実行する
役割1 まず「最初の学びのパートナー」になる
役割2 学校の問題を解決する「整備士」に
優等生のきょうだいはどう育つのか
役割3 成功を大胆に後押しする手配役
役割4 新しい世界を見せる紹介役
役割5 人生の意味や目的を伝える哲学者
役割6 子どもが憧れを抱くお手本となる
役割7 権力者と渡り合う方法を教える交渉相手
逆境でもあきらめず勝利をつかむ方法を学ぶ
役割8 進むべき方向を指し示すGPS
著者等紹介
ファーガソン,ロナルド・F.[ファーガソン,ロナルドF.] [Ferguson,Ronald F.]
経済学者。マサチューセッツ工科大学で学び、経済・社会・教育問題に取り組む。ブランディス大学、ブラウン大学で教鞭をとったのち、1983年にハーバード大学ケネディ行政大学院の教員に就任。2014年、学校制度にまつわるアンケート実施サービスを提供する企業Tripod Education Partnersを共同で設立。ケネディ行政大学院では非常勤に転換し、同大学院マルコム・ウィナー社会政策センター客員研究員、および子どもの学力格差解消を目指す全学的な取り組みAchievement Gap Initiative(AGI)のディレクターを務める。現在は、AGIから生まれた乳幼児の親のための育児支援プロジェクトBoston Basicsに注力し、同プロジェクトの他都市への拡大に取り組んでいる
ロバートソン,ターシャ[ロバートソン,ターシャ] [Robertson,Tatsha]
編集者、ライター。20年以上に及び調査記事、特集、ニュース記事などの執筆と編集に携わる。『ボストン・グローブ』紙の女性初のニューヨーク支局長として全米を取材する中で、成功する子どもの育て方に関心を抱き始める。近年は『ビープル』誌のシニアエディターとして、犯罪にまつわる記事を手がけた。2005年以降、ニューヨーク大学でジャーナリズム兼任教授を務める。朝のニュース番組『トゥデイ』、テレビ局CNN、HLN、FOX、MSNBCの番組など、全国メディアに度々登場している
森田由美[モリタユミ]
翻訳家。京都大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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