障害者の経済学 (新版)

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障害者の経済学 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492315057
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C3033

出版社内容情報

同情や善悪論から脱し経済学の冷静な視点から障害者の本当の幸せや雇用・教育のあり方を考える。日経・経済図書文化賞受賞書の新版。障害者を作っているのは私たち自身である
制度の問題点を経済学で一刀両断にする

障害者本人のニーズに合わない障害者福祉制度でいいのか?
選りすぐりの生徒だけ受けられる職業訓練、
補助金目当てで仕事をさせない障害者就労施設、
障害者雇用を肩代わりするビジネス……。

脳性麻痺の子どもを持つ気鋭の経済学者が、経済学の冷静な視点から、
障害者を含めたすべての人が生きやすい社会のあり方を提言

障害者だからと特別視して終わるのではなく、一般化した上で深く考えれば問題の本質が見えてくる。私たちに必要なのは、障害者に映し出されている社会の姿に気づくことである。これは障害者に学ぶといってもいいだろう。(終章より)

はしがき
序章 なぜ「障害者の経済学」なのか
第1章 障害者問題の根底にあるもの
第2章 障害者のいる家族
第3章 障害児教育を考える
第4章 「障害者差別解消法」で何が変わるのか
第5章 障害者施設のガバナンス
第6章 障害者就労から学ぶ「働き方改革」
終章 障害者は社会を写す鏡
あとがき

中島 隆信[ナカジマ タカノブ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カレー好き

31
障害者にまつわる社会のカラクリ。日本とは違う外国の障害者への環境の違いなど、コラムが面白い。ちょっと昔の東横インや乙武さんの銀座のレストラン騒動の見解も面白い。障害者雇用率を高めるため必死になる大企業と、そのしわ寄せを食らう中小企業。障害者本人たちの働きがいなど、置いてけぼりにされていないか?知的障害はできることの範疇が様々だから、その本人に見合う仕事が社会に貢献できて、何よりも本人が元気に仕事を続けられる環境を提供する社会になってほしい。☆4つ2018/11/09

なるみ(旧Narumi)

22
多面的に述べられていて、学ぶことの多い一冊でした。2021/02/13

Natsuko

14
著者は脳性まひの息子を持つ経済学者。障害福祉を、時に私たちが心に抱きながらも口に出すのは憚るようなワードを使って、客観的に切っている。タイトルのような障害者と経済とは、考えること自体がタブーの風潮があるが違う。お金をいただいて施設を利用していただき、国からも補助金をいただき、給料をもらって生活している。私自身も、仕事として職業としてそして経済活動の一環として組織で活動していることを常に頭に置く意識は必要だと感じた一冊。2019/09/12

naohumi

8
前作から12年。障害者の数、制度、取り巻く環境は大きな変遷があった。そういった流れを受けて、世の中の障害者についてを経済的な視点から分析、課題や提案についてを客観的且つ合理的に考えられている。 そこには、守るべき弱者ではなく、経済活動の一旦を担う障害者観があり、感情を挟み込む余地がない感想を持った。よい悪いは別にして、世の中を俯瞰して見る当たり前の考え方なのかもしれない。そんな気づきが得られた事は収穫だった。タイトルは障害者の経済学であったが、障害者を起点に世の中を深堀する内容。2019/07/14

epascal6

7
最も効果的な弱者対策は弱者を作らないこと。人間誰でも抱える機能不全が生産活動の場における「障害」とならないよう、社会の環境を整備すべき、ということを経済学の観点から論じていて、よく理解できました。法定雇用率の問題点や特例子会社の課題などに触れ、「みなし雇用」(ある業務を専門に行うA型事業所に発注した場合、発注量に応じて障害者雇用率にカウントできる)制度の可能性を論じています。根底にある比較優位の考え方は健常者の働き方改革においても適用でき、社会全体で働きやすい環境をつくっていきたいと思いました。2021/12/11

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