内容説明
ニューマネタリストによる中級マクロの最新テキスト。実物的モデルに貨幣を導入してマネーの効果や金融政策の役割を分析。開放経済下の景気変動を考察し、現代経済の重要課題―インフレやデフレ、失業問題を取り扱う。
目次
第5部 貨幣と景気変動(貨幣的異時点間モデル:貨幣、物価と金融政策;景気変動の市場均衡モデル;ケインジアンの景気変動理論:硬直賃金と硬直価格)
第6部 国際マクロ経済学(財と資産の国際取引;開放経済における貨幣)
第7部 マクロ経済学のトピックス(貨幣、インフレーションおよびバンキング;失業:ジョブサーチと効率賃金;インフレーション、フィリップス曲線と中央銀行のコミットメント)
著者等紹介
ウィリアムソン,スティーブン・D.[ウィリアムソン,スティーブンD.][Williamson,Stephen D.]
ワシントン大学(セントルイス)のロバート・S・ブルッキングス特別教授。リッチモンド連銀の客員研究員とセントルイス連銀のリサーチフェローを兼務。カナダ・キングストンのクウィーンズ大学で数学と経済学を修めたあと、ウィスコンシン大学マディソン校で経済学の博士号を1984年に取得。クウィーンズ大学、ウェストオンタリオ大学、アイオア大学で教鞭を執り、ミネアポリス連銀とカナダ銀行でエコノミストとして勤務
釜国男[カマクニオ]
1948年熊本県に生まれる。1972年熊本大学法学部卒業。1977年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、創価大学経済学部教授。経済学博士(ペンシルベニア大学、1981年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 実験潰瘍 〈31-2〉