内容説明
スミス、マルクス、ケインズたちがイラストで甦り、あの有名な言葉を語りかける。経済学との距離がグッと縮まる１７１のお話。科学者の視点から経済学を紹介し、その限界も描き出す意欲的入門書。
目次
経済学とは？
古の貨幣
ピタゴラス
天球の和声
オイコノミコス
プラトンの『国家』
アリストテレス
対のシステム
有限対無限
アリストテレスの言葉を広める〔ほか〕
著者等紹介
オレル，デイヴィッド［オレル，デイヴィッド］［Ｏｒｒｅｌｌ，Ｄａｖｉｄ］
応用数学者
ルーン，ボリン・ヴァン［ルーン，ボリンヴァン］［Ｌｏｏｎ，Ｂｏｒｉｎ Ｖａｎ］
シュールレアリズムの芸術家であり、ユーモア作家であり、コラージュ・アーティスト
望月衛［モチズキマモル］
大和投資信託審査部。京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール修了。ＣＦＡ、ＣＩＩＡ、投資信託などのリスク管理や金融商品の評価・分析に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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或るエクレア
5
タイトルは柔らかいが中身はカッチリした経済史。絵が多くてさっと読める。経済学は数学などを使うので自然科学のような印象を持つ人がいるけれど、はっきり言って思想であり政治哲学の一分野であることを思い知らされた。本書の中でも新古典派などを正統派、それ以外の経済学派を異端派などと表現していて面白い。2016/10/14
まさたん
1
タイトルの「おともだち」から経済学入門的なイメージかとおもいきや、そうではなくて経済の用語集とエコノミスト等（物理学者や数学者も出てきます）の紹介するといった本です。読みすすんでいくとよくわからないことが自分には多かったです、これはある程度経済学を知っている人が読んだらよくわかる本なのかなと思いました。なんてったって横文字（外人さん）の方たちが多く出てきて混乱します。プラトンから始まって知らない人（失礼ｗ）多数、もちろんケインズやフリードマンも出てきますけど。イラストや挿絵が多く字数は少ないです。2013/10/13
眠々瀬未々
0
再読。経済学の用語集のような本です。日本史で言えば、日本史の用語集ですね。昔から現在までの著名な経済学者、また、その考え方が、軽妙なイラストとともに紹介されています。各時代の労働者を取り巻く環境や経済の状態なども知ることができます。掘り下げたい場合は色々な経済学者の名前とともに書籍が紹介されていますから、掘り下げやすいです。2016/07/10
いしくろ
0
古典派経済学、新古典派経済学は多くの人を救う。2015/10/31
眠々瀬未々
0
読み終えました。感想としては無論これだけで経済を分かることなんて不可能ですし、各時代の考えを分かりやすくまとめてくれた本と考えて読みました。ここから色々な発展が出来ますので、それこそおともだちになるいいきっかけの本だと思います。2013/10/04
