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はじめての環境経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492313473
  • NDC分類 519
  • Cコード C3033

内容説明

世界的経済学者ヒール教授の環境保全戦略論。数学や経済学の知識なしでやさしく読める!市場メカニズムと地球環境との関係を明快に解説した環境経済学入門テキストの決定版。

目次

第1章 社会基盤と地球管理
第2章 経済学の基礎
第3章 市場と生態系
第4章 エコツーリズム
第5章 京都議定書と森林・炭素
第6章 生物多様性
第7章 環境評価
第8章 政策と制度
第9章 持続可能性
第10章 本書のまとめ

著者等紹介

ヒール,ジェフリー[ヒール,ジェフリー][Heal,Geoffrey]
1944年生まれ。69年ケンブリッジ大学よりPh.D.取得。ケンブリッジ大経済学教務部長、サセックス大学教授、エセックス大学教授を経て、83年よりコロンビア大学ビジネススクール教授

細田衛士[ホソダエイジ]
慶応義塾大学経済学部教授・同学部長。1953年東京都生まれ。77年慶応義塾大学経済学部卒業、82年慶応義塾大学経済学研究科博士課程単位取得退学。同経済学部助手、助教授を経て現職

大沼あゆみ[オオヌマアユミ]
慶応義塾大学経済学部教授。1960年宮城県生まれ。83年東北大学経済学部卒業、88年同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同経済学部助手、東京外国語大学助教授などを経て現職。この間、ロンドン大学地球環境社会経済研究所(CSERGE)研究員。経済学博士

赤尾健一[アカオケンイチ]
早稲田大学社会科学総合学術院教授。1962年大阪府生まれ。84年京都大学農学部卒業。89年同大学院農学研究科博士課程単位取得退学。同農学部助手、早稲田大学社会科学部助教授を経て現職。博士(農学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたきたお

0
環境と経済を結びつける試みの著作。既存の市場のしくみに合う形で経済性と環境保護をどのようにすれば両立させられるかを、ニューヨーク市水供給公社の事例などを使って紹介している。ポイントは「公共財」をどのように市場に組み込むか、ということ。著作では、市場は「私有財」しか扱えないので「公共財」を「私有財」として扱うようにすることを提唱している。なるほどと思う反面、自然がすべて「私有財」として切り分けられるという考え方に違和感を覚える。自然界のサブセットとして連続性を持つ「新しい経済市場」が必要なのかと思う。2006/03/14

Minori Fukuda

0
読みやすい。わかりやすい。2015/04/08

いっさん

0
数学や経済学の知識なしで読める環境経済学の入門テキスト。環境保全に有効な手段はインセンティブを与えること。様々な経済手法を通じて環境に価値をつけることは可能であっても、それにより完全に評価することはできない。なんにせよ、現在に留まらず将来世代に利益を与えるために対策はなされるべき。「私たちは地球を祖先から受け取った時と同じ状態で次の世代に受け渡す責任がある。私たちは自然の恩恵の管理者であって所有者ではありません。」p184抜粋。2011/03/22

みっきー

0
授業の中ででてきた‘環境経済学’に興味を持って読みました。経済学にも環境学についても疎い私にも読みやすく、今まで考えたことなかった分野を知る入り口になったと思います。経済学や、環境学のそれぞれについての基礎知識を学びたいと思いました。2020/05/10

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