出版社内容情報
世銀・OECFの理事を務めた著者が、開発・援助哲学をめぐる世銀・IMFへの批 判や、開発における環境問題等グローバル・イシューについて幅広く解説する。
内容説明
「市場経済メカニズム至上主義」は本当に正しいのか?開発・援助は、どこまでが政府の役割で、どこまでが民間の役割なのか―新しい「援助哲学」を提言する。
目次
第1章 開発における政府の役割―開発哲学の変遷
第2章 貧困の緩和
第3章 インフラの整備
第4章 民間部門の開発
第5章 地球的規模の問題(グローバル・イシュー)―環境、エネルギー、食糧
第6章 ガバナンス
第7章 債務問題と構造調整
第8章 アフリカの停滞
第9章 市場経済への移行
第10章 アジアの奇跡