出版社内容情報
経常収支と為替レートの関係を分析する際に有用なマサチューセッツ・アベニュー・モデル(MAM)の仕組みを、80年代の日米独を例にとりながら解説する。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 国際収支調整に関する主流派の見解
第3章 マサチューセッツ・アベニュー・モデルに対する反論
第4章 諸説における政策的インプリケーション
第5章 対外不均衡調整の実態―1985~90年
第6章 国際収支調整過程―結語
補論A マサチューセッツ・アベニュー・モデルの数式による記述
補論B ファイナンスと調整