出版社内容情報
「愛」もまた人間の利己心による行動。一見、無償の行為に見える愛にひそむ経済合理性の発現を、家族、地域共同体、企業、情報化社会など様々なシステムで検証する。
内容説明
愛は市場を広げ、未来社会の形を定める。この経済社会は、愛の性質をたくみに機能させている社会である。愛は社会をどう変えてきたのか。また、これからの社会はどう変化していくのか。愛にみちあふれた人も、愛に飢えた人も必読の、愛と人間社会の本質がわかる本。
目次
第1章 愛もまた利己心である
第2章 愛は多様な人間行動を生む
第3章 愛の認識が世界を変えた
第4章 集団のなかで愛が機能する
第5章 愛は市場を広げた
第6章 愛が社会システムの姿を決める
第7章 未来社会を愛からみると
第8章 これからの社会システム