出版社内容情報
抽象の世界だった一般均衡理論に初めて実証モデルを組み込み、政策変更を比較分析・評価できるようにした画期的な労作。その理論からモデルまでを簡潔に記述する。
内容説明
本書は応用一般均衡モデルの作り方を、順を追って詳しく説明している。すなわち、適切な均衡構造の開発の仕方、そのモデルのカラブレーションの仕方、仮設的均衡を表すデータ・セットの作成、そして最後に得られた結果の解釈の仕方を説明する。
目次
第1部 手法(一般均衡理論;一般均衡の計算法)
第2部 手法の適用(応用一般均衡モデルの設計;応用一般均衡モデルの利用;Harberger租税モデルへの適用;応用一般均衡分析のアメリカ租税モデル)
第3部 政策分析への適用例(世界貿易モデル;一国貿易モデル;価格統制の分析)